高島学は誰に向かって吠えているのか。

何と3カ月も放置していたのだが(苦笑)。
久々にムカついたので、ここも上げてしまうのである(笑)。


今月のゴン格129ページ。
7・18修斗後楽園ホール大会の記事の締めに高島学は何を書いたか。


「自らの権利を追い求めすぎ、主張を取り下げられなくなった連中、もうエェ加減に、家全体(注・修斗全体、の意)のことを考えようや。Shooto Sweet Shottoっちゅう、お帰りなさいの精神で」(注以外は原文ママ


>自らの権利を追い求めすぎ、主張を取り下げられなくなった連中


誰のことやねん、それ。
朝日昇氏ら修斗改革派のことか?
少なくともこれ読んで他の意味にとる人間はそうそういないのではないだろうか。


公平かつ冷静であるべきライターが、試合紹介記事の末尾をこんな言葉でまとめていいもんなのかね、実際。


大体、経理問題を契機に改革しようとしている人々に対して「お帰りなさいの精神を持て」なんていうこと自体がどうかしてるんじゃないか。
意味が分からんよ、まったく。


今回のゴン格では「日本修斗協会」なるものに規約も何もない(!)ことが朝日氏らと対立しているはずの大内敬氏の口から明かされている。
守旧派であるはずの大内氏から、これが明かされていることに問題の深刻さが表れている気がするわけで。


そもそもプロ興行はプロモーターが仕切り、ルールやジャッジはコミッションが仕切り、アマチュアは協会が仕切る、という「三権分立」がなされていると修斗関係者はいうけれど、世にいう「三権分立」とは立法・行政・司法のようにお互いが監視し合うから意味があるのであって。
修斗の場合「お互いが干渉しない」の意味にしかとれない(だからこそ長く協会の経理もほっておかれたのであって)、これじゃホントの意味の「三権分立」にはならんでしょう。


そういった矛盾を「Shooto Sweet Shottoっちゅう、お帰りなさいの精神で」(原文ママ)ほっとけというのかね。しかもスペル最後間違ってるよ(失笑)。
こんなことを業界トップクラス(らしい・笑)のライターが書くんだから、格闘技界の明日が見えませんなあ・・・。


朝日氏が焦るのも分かるというものだ。
たぶん、電通が仕切るという来年2月のUFC日本大会の波に乗りたいのだろうけど……マスコミが改革を後押ししないようでは、先は厳しいですなあ実際……。


「俺はそれでもいいから修斗でやってきたいんじゃい」という選手(とそれを後押しするファン)、その修斗愛(それ自体は美しいのだけど)に甘えてここまで来てしまった、そしてその既得権益にしがみつきたいという連中がいるんだと思いますよ、内部にもマスコミにも……。


それこそが問題だと思ってます、僕は。
ではではまた(いつのことやら・苦笑)。