パソコン故障中のツイートまとめ(1)・・・VTJ95から20年が過ぎて。

半月にわたりパソコンが故障していたので、その間のツイートまとめが出来なんだ(苦笑)。

ゆえにここ3日ほどはその間に起った記念ネタまとめに走るのであります(笑)。

まずは4月20日に20周年を迎えた、バーリトゥードジャパン95における中井祐樹ゴルドーネタであります。どうぞ。



>本日、かの中井祐樹対ジェラルド・ゴルドー戦が行われたバーリトゥ−ドジャパン95が開催されてから20周年。https://www.youtube.com/watch?v=Yko1xLF7AQU ゴルドーの反則サミングに屈せず勝利をもぎ取った中井氏の奮闘はたしかに感動的である。ただ、僕はこの一戦、というよりこの大会を(続)


>(続)美化して語る気には到底なれない。なぜなら中井対ゴルドー戦の裁定はこうあるべきであったからである。「ゴルドーの反則負け、中井の負傷を確認のうえ準決勝以上は棄権、クレイグ・ピットマンの決勝進出」・・・もしそうなっていれば、修斗のブレイクは何年か遅れたかもしれない。しかし(続)


>(続)仕方ないではないか。選手の安全確保の上で成り立つべき格闘技興行が、一人の有望な選手の視力を奪うという形になってしまったことを(そしてそれを見逃したか見過ごしたかで準決勝以上に進ませてしまったことを)美化するわけにはいかないではないか。しかし未だにあの大会は修斗のブレイク(続


>(続)のきっかけになった大会として美化され続けているのである。http://blog.livedoor.jp/paraestra_weekly/archives/27673103.html http://blog.livedoor.jp/paraestra_weekly/archives/27673152.html そもそもゴルドー中井祐樹の一回戦対戦相手として選ばれた理由は何であったか。それは「第1回UFCで決勝まで進みホイスの対戦(続)


>(続)相手になった選手」であり「その4年前に前田日明異種格闘技戦の対戦相手になった選手」であり同時に「寝技を全く知らない選手」であったからだろう。ホイスと戦い前田と接戦を演じたゴルドーを、体重で30キロ下回る中井が寝技で秒殺したら、どれだけ修斗のステイタスが暴騰するだろうか(続


>(続)・・・そう修斗首脳部(というよりはっきり佐山聡氏)が夢想したことは想像に難くないのである。そしてそれは「夢想」であっても「妄想」ではない。現実に実際の試合の終盤において中井はゴルドーを寝技に持ち込むやいなやあっけなくヒールホールドで仕留めているのだから。しかしその結末に(続


>(続)至るまで、中井は実に25分以上の死闘を強いられる羽目になった。なぜならば、修斗側が「ロープつかみを反則として規定しなかった」という重大な失策をしてしまったからである。これによってゴルドーは悠々と中井のテイクダウンを防ぎ、必死にしがみつく中井に対しサミングの反則を犯す(続)


>(続)体勢を許してしまったのである。そもそもゴルドーが「そういう選手」であることは、92年1月に佐竹雅昭相手に噛みつきの重大反則を演じたことで分かり切ってたはずではないか。それなのに「体重差とネームバリューをもつ大物を、修斗の選手が秒殺する」という夢想に酔いしれるがあまりこの(続


>(続)カードを組み、結果、中井祐樹という無限の可能性を持った選手の片目の視力を奪うことになってしまったのである。修斗首脳部はこれだけでも中井に百万回の謝罪をする必要がある。それなのに、この大会で中井は準決勝・決勝をも戦い抜いてしまってるのだ。あたかも言葉は悪いが、「最初の(続)


>(続)ストーリーを強行するがごとく」である。「中井もそれを望んだから」という反論はあるだろう。しかし「まだやりたい」と望む選手の気持ちを断ち切ってでも安全確保するのが、審判&セコンドのつとめではないのか。その病根は実に18年後の藤井恵引退試合にまでつながる何かである。フジメグは(続


>(続)幸い失明の憂き目を見ずにすんだ(ようだ)。だが中井は……無論そこからブラジリアン柔術の普及を成し遂げた中井氏の功績は大きい。しかし打撃有の現役選手として、ルミナや宇野の挑戦を受け止めるような可能性は奪われてしまったのである。バーリトゥ−ドジャパン95は寝技の重要性を(続)


>(続)世に知らしめたエポックメイキングとなった偉大な大会である。しかし同時に、それから後の日本格闘技が大なり小なり持ち続けた病根が浮き彫りになった大会でもあった。体重差・ルールの不備・強行出場…仮にこの先、日本の格闘技人気が復活することになっても、そういった病根が治癒されない(続


>(続)ままの復活であれば、何の意味も持たないとあえて言おう。まして人気復活の美名のもと、そういう病にあえて目をつぶるのであれば…「渇しても盗泉の水を飲むなかれ」「清貧に甘んじても濁貧になるなかれ」。部外者の無責任と言われようがそう祈らざるを得ないのである。妄言多謝。(この項了)


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実はこれらのツイートはパソコン故障のため下書きのまま放置され、実際にスマホでツイートされたのはこの半分以下の量でした(泣笑)。


今回のブログでようやく全貌が日の目を見た次第(苦笑)。


明日は、この5年後に行われたご存じ2000年5月の桜庭対ホイスネタであります。お楽しみに。ではではまた。