「1984年のUWF」で掘り下げてほしかったこと。そしてあり得たかもしれない恐るべき対戦について。

どうも、気にかけてるとやっぱり書きたいことが出来てしまうふるきちです(笑)。、


こちらの方(https://twitter.com/white198305)のツイートで拝見した柳澤健トークショーでの発言について。


以下、例によってワタクシの乱筆乱文妄言多謝。


白髯 ‏@white198305 2月7日
柳澤健はプロレスについて多く書いてきたが外部の視線を失わない。#1984年のUWF ではゴルドーとドールマンの視線を導入することで内部の論理と戦っている。『1976年のアントニオ猪木』で猪木に調査報道だからゲラは見せないと啖呵を切った姿勢を持続している。


白髯 ‏@white198305 2月7日
柳澤健の次作は棚橋弘至中邑真輔。『月刊ゴング』連載稿に書き下ろしを加え夏に文藝春秋から上梓する。ふたりは、馬場と猪木のように、対立概念として並び立ったからこそプロレスを上げることができたという視点で描く。その後は桜庭、更に力道山―プロレス史を独りで書く勢い。#1984年のUWF


白髯 @white198305 2月7日
柳澤健UWFの理念の核には佐山聡が居た。前田日明はそれを隠蔽した」「佐山が好きで前田が嫌い、などということは全くない。事実の展開、歴史を書く上でその理由を明らかにしたいだけだ。前田が新日を追われUWF分裂でたった独りになったのには理由がある。それを書いた」#1984年のUWF


白髯 ‏@white198305 2月7日
柳澤健UWFの理念の核には佐山聡が居た。だが前田日明の身体と言葉とカリスマ性と器量があってこそ新生UWFはあれだけの熱狂を生んだ」#1984年のUWF


>先ほどのリツイート柳澤健トークショーでの発言を掲載していらしたもの。特に最後の二つは並べて味わいたい。「UWFの理念の核には佐山聡が居た。前田日明はそれを隠蔽した」「前田日明の身体と言葉とカリスマ性と器量があってこそ新生UWFはあれだけの熱狂を生んだ」 #1984年のUWF


>ちなみに「UWFの理念の核には佐山聡が居た。前田日明はそれを隠蔽した」というのはやや過言であるか。前田はそれに言及しなかっただけで、隠蔽したわけではない(と思うw)。さらには第二次Uの在り様を執拗に攻撃した佐山に対し、当時前田は一切反撃していない。したら墓穴を掘るかもしれなかったが(苦笑)


>ちなみに「隠蔽」というのであれば、「1984年のUWF」においてそれこそ隠蔽されてる?のが「バーリトゥードジャパン95において、前田リングスは山本宜久を派遣し、ヒクソン・グレイシーと戦わせている」という事実なのであって。あれほどに中井対ゴルドーを熱心に描いておきながら、同じ一回戦で


>実現しファンの注目を浴びていたヒクソン対山本戦を描かないのはおかしいのでは、となってしまうのではと・・・さらには、「1984年のUWF」で取り上げてほしかった疑問が一つあって。それは「山本をヒクソンと一回戦で直接対決させることを望んだのは、前田なのか佐山なのか」


>ということなんである…ね、知りたいでしょ? VTJ95に興味を持つ人であるならば(笑)。そのあたりのことこそ「1984年のUWF」に掘り下げてほしかったのだが…。文庫化の際にはぜひ加筆してほしい部分である。柳澤健前田日明対談は無理だろうからw(対高田対談はアリかも^^;


>しかしまあVTJ95を思うとき、ふと「中井祐樹山本宜久」でも良かったんじゃないか、とも…もしそれで体重差を超えて中井が勝利したら、前田は激怒してリングスロシア&オランダの選手をガンガン修斗に乗り込ませることになったかもwもっともそれだとまず山本出さんわな、とも(^^;)


ツイートではここまでですが(笑)ついでにいえば、「ヒクソン・グレイシー対ジェラルド・ゴルドー」ならどうなってたのか・・・ホイスに敗れたゴルドーならヒクソン圧勝だとなるのが普通ですが、しかし「ロープつかみ」を許したあのルールでテイクダウンを防いだゴルドーが、中井戦並みのサミングやってたら・・・。
えらいことになってしまってた気がしてしまうのですがね(−。−;;;(^^;;;;;)。


まさに妄言多謝多謝なのでした(笑)。
ではではまた。


追記。http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170209のコメント欄。Poetさん「『1984年のUWF』ですが、あくまでも『1984年7月以降の第一次UWF』が主題で、長めのエピローグとして関係者のその後が書かれた本」柳澤健氏「Poetさんのおっしゃる通りです」…エピローグ長すぎ!^^;