戦いの英霊たちを、悼む。

プロレスファン・格闘技ファンが忘れてはならない日々がやってくる。


今日5月13日は、もちろんジャンボ鶴田の10周忌の命日であります。



国内デビュー前の海外修行時にすでにNWA挑戦させてもらったり帰国後すぐインタータッグ挑戦したりと優遇されまくりにも関わらずなかなか人気爆発とはいかなかったこととか、
AWA奪取時にはわざわざゴールデンタイム特番組まれてたこととか、
長州と60分時間切れ試合やる前に「今日は長州に60分フルタイムの味を教えてやりますよ!」と記者団にうっかりオチをばらしてしまう大ボケをかましてしまったとか(笑)、
三沢・川田らヘビー級ギリギリの連中のスピードに合わせる試合をスーパーヘビーの体でやってしまったためにおそらくは肝炎の症状を重くしてしまったのだろうとか、
それはジャンボだけでも語ることは山ほどあるのだけど。


しかしむしろここ10年間の間で失われた英霊たちの一人としてジャンボをとらえたい。



我々は、


10年前の今月、ジャンボ鶴田を失い、


昨年の6月、三沢光晴を失い、


5年前の7月、橋本真也を失い、


10年前の8月にはアンディ・フグを失ったのだ。



ジャンボ49歳。


三沢46歳。


橋本40歳。


アンディ35歳。



我々がその年齢までしか生きられないと仮定してみよう。


プロレスであれ格闘技であれ、かくも体を酷使し命を縮めてまで我々に夢を与えて散っていった英霊たちの前に、我々は首をうなだれざるを得ない。



この夏は、彼らをはじめとする夭折した戦士たちに哀悼の意を表する夏になるだろう。


改めて、合掌。




ではではまた。