初代タイガーデビュー35周年に贈る、サミー・リーの知られざる英国最後の試合。

すべては表題の通り。

以下は駄文ツイートまとめ。
以前に佐山サトル英国デビュー時のことについて書いた「35年前の10月、イギリスはサミー・リーの夢を見た。」http://d.hatena.ne.jp/fullkichi1964/20151011も併読していただくと幸いです(^^)。


>35年前の今日この時間帯に初代タイガーマスクデビュー(テレビ放送されたのは翌24日)。この5日前、対マーティン・ジョーンズ戦を最後にサミー・リーこと佐山サトルは英国のファンから永遠に姿を消した・・・と思われてるだろうが、実はそうではない(笑)。佐山は実はタイガーマスク時代


>にたった一度だけ素顔のサミー・リーとして英国のファンの前で試合をしてるんである。次の映像を見てほしい。。    画像の下に「81−7−18」とあるのに注目! まさにタイガーマスク時代


>真っただ中の試合なんである。これはタイガーとして6月24日のビジャノⅢとの試合をリングアウトで勝った佐山が、オフの期間を利用してわざわざ英国に渡り、けじめのラストマッチ(英国のファンはそれを知らされてなかったかもだが・・・)を行った試合なのだ。入場時、新日本のライオン


>マークTシャツで入ってきたサミーに英国のファンは戸惑ったかもだが、それでも3カ月ぶりに現れたサミーに実に暖かい声援を送っているのが分かる。試合はラウンド制の三本勝負といういかにも欧州キャッチ風スタイル。一本ずつ取り合って、最後はサミーがキックの連打から耳そぎチョップ


>そしてローリングソバットから強引に押さえこんでしまうのだが、これ実はサミーが以前に相手のジム・ブレイグスと戦った時と全く同じフィニッシュなんであるw(サミーはブレイグスと2月&4月に戦ってるが、映像がどちらのものかは不明)


>まあ英国の子供たちが一番喜ぶサミーのフィニッシュパターンだったというわけでしょうね(^^)。【注:と書いておいて、後で気づきましたが、これ同じ試合の別映像バージョンなのですね(爆死)。てっきり別の試合かと思って掲載してしまいました。失礼しました^^;】・・・勝利コール時ファンの歓声に満面の笑みで答える佐山。英国のファンがなぜ彼を愛したかがよく分かる・・・退場していく佐山はいつかタイガーマスクとして英国で試合をすることを


>そしてその勝利コール時に(日本で報道しないことを条件に)マスクを脱ぎ捨てて「Sammy lee!!」とコールされ、英国のファンに驚きとともに大歓声で迎えられることを夢見たであろうか・・・ついにかなえられることのなかったその光景を、つい夢想してみたくなるのである。(了)


以上、駄文ツイート。
佐山さんは後に「タイガーマスクをやりながら、格闘技のことばかりを考えていた」と言い続けることになるのですが・・・この時の屈託のない笑顔を見ていると、どうもその言葉は後付けであるようにも思われる。佐山さんの目指すものがどの時点までプロレスでどの部分から格闘技になっていったのか(そしてどの時点でプロレスに回帰していったのか・・・)。考察すべき謎が、まだまだ多いような気がしているのであります。


ではではまた。