石原慎太郎「やや暴力的に」から佐山対マーク・コステロ、柳澤健「1984年のUWF」までを強引につなぐ駄文ツイートまとめ。

本日、石原慎太郎太陽の季節芥川賞受賞から60周年ということで、氏の短編集「やや暴力的に」からさらに佐山サトル対マーク・コステロ、そして柳澤健氏が連載中の「1984年のUWF」へと強引につないだ駄文ツイートまとめです。ご笑覧あれ。


>本日、石原慎太郎氏「太陽の季節芥川賞受賞から60周年。氏の政治的発言にはほとんど共感するところないんだけど(苦笑)、戦後の新しい世代の作家として一つのエポックメイキング的存在であったこことは間違いない。で、氏の作品を改めていくつか(偏見なくw)読んでみました。それほど感銘を(続


>受けた作品はないんだけど(苦笑)、一つ面白かったのが短編集「やや暴力的に」に入ってる掌編連作の一つ「リングの下で」。70年代、石原慎太郎氏は日テレ系のキックボクシングコミッショナーに就いており、その時の様子が描かれているのですね。何と沢村忠藤原敏男西条正三らのことが


>仮名ではあるけどハッキリわかるように書かれている。沢村のことは「人工的なチャンピオン」と書かれて、かの真空飛び膝蹴りも「全くのいんちき技」と罵倒されてるのですが(苦笑)、これは石原氏が関わってないTBS系の人気選手だったからでもあるでしょうな(^^;)。で、当時物議を


>かもした藤原敏男西条正三(元国際式ボクシング世界王者)の試合についても詳細に書かれていたりする。一方でなぜかプロレスにも触れてて、ホーガンと猪木(これは名前出さずw)の6・2蔵前について、ホーガンが勝ってしまっておろおろしてる様子を「アメリカなら酷い目に遭わされる」


>なんて書いている。どうやら猪木の舌出し失神をホンマモンと思ってらっしゃるような(苦笑)。まあこのあたりは石原氏はあくまでキックボクシングの後援者なのであって、プロレスに関しては傍観者であったゆえであったわけだから微笑ましいとも(^^)。・・・ちなみに石原慎太郎氏がかの


>「プロレススーパースター列伝」に登場してる場面が一つだけあって・・・そう、あの「タイガーマスク編」の佐山サトル対マーク・コステロ戦の場面ですね!!   佐山のバックドロップがコステロに決まっても致命傷にならないことに、石原氏が梶原一騎先生に「梶原さんこれどうなってるの?」


>たずねる場面(梶原先生は「佐山がつけたグローブのためにグリップが甘くなってしまっている」と説明)であったりします・・・で、いきなりですがNUMBER誌の連載・柳澤健「1984年のUWF」では今回が佐山登場(副題は「下関の少年」)、新日本プロレスに入門前後の葛藤などが


>描かれてますが、次回が何と佐山対コステロ戦!! あの伝説の試合を柳澤氏はどう描くのか・・・石原慎太郎氏−キックボクシングー梶原一騎先生ー佐山サトル柳澤健氏までつなげたところで今回の連続ツイートはここまで(笑)。おそまつでした(^^)。(この項了)


>連続ツイートに一つ追記。石原慎太郎氏「やや暴力的に」中の掌編連作には「一途の横道」という作品があって、これが何と「空手バカ一代」に憧れ極真空手に入門し、やがて芦原英幸松山道場に身を寄せる青年の話で、なかなか面白い…まあ前出の「リングの下で」ほどではないですが(^^;)


以上、巨匠たちの作品におんぶにだっこのツイート連投でした(^^;)。


ではではまた。