76年猪木対ルスカ、86年猪木対藤原・・・二つの「2・6」を結ぶ義侠の人クリス・ドールマン。

本日、猪木対ルスカから40周年、猪木対藤原から30周年。
二つの試合をクリス・ドールマンそして前田日明で結ぶ駄文ツイートまとめがこちら。ご笑覧あれ。


>40年前の本日、アントニオ猪木が柔道金メダリスト・ウイリアムルスカと戦う。いわゆる格闘技世界一決定戦の始まりであり、柳澤健氏いわくの「1976年のアントニオ猪木」の始まりでもある。http://njpwworld.com/p/s_series_00012_2_1(要登録) 試合そのものもなかなかの熱戦だが


>前ツイート掲載の動画22分36秒でルスカのセコンドとして後のリングス・オランダ総帥クリス・ドールマンが登場するのに注目したい(何とドールマンがトップロープを飛び越えてリングインするのだ!!^^;)ストップに不満としてルスカが猪木につっかかり、それを猪木が蹴散らして


>のっそりと割って入ろうとするドールマンを猪木が必要以上ににらみつけてるのにも注目。いずれこの世界に入ってくるものとしての匂いを感じ取ったところもありましょうかね(^^)。さて、「2月6日」といえば、このちょうど10年後すなわち30年前の86年に行われた試合を思い出す


>人もいるかもしれない。そう、新日本復帰したUWF勢の代表となった藤原喜明組長が、猪木さんと戦った日でもあるのですね!!http://njpwworld.com/p/s_series_00064_3_1(要登録)藤原組長が猪木対ルスカの直前にドールマンとスパーリングしたのは前出の柳澤健氏「1976年の


アントニオ猪木」でも触れられている通り。「私は何度も藤原を叩きつけたが、彼は決してギブアップしなかった。(中略)結局我々は30分以上も戦い、私の道衣は藤原の血で赤く染まった。藤原は真のファイターだ」(←同書でのドールマンコメント)そしてこの86年猪木対藤原のある意味


>クライマックスなのは、21分25秒時の前田日明乱入ハイキックですね!!前田のおそらく生涯唯一の乱入におけるこのハイキックは、この試合のあらゆるシーンを飛び越えて最も印象深いものとなったのでした。76年の猪木対ルスカの直後にリングインしたドールマン、86年の猪木対藤原の


>直後に乱入ハイキックを放った前田日明、この二人が89年に戦い()、そしてさらに2年後のU解散による前田の苦境をドールマンがオランダ勢を引き連れて救う展開を誰が予想しえたただろうかと・・・(そりゃ誰も予想できんわな^^;)


>ある意味、40年前猪木対ルスカが本格的に切り開いた格闘技戦の流れを、15年後に前田とドールマンがリングスにおいて引き継いだともいえるわけであります。そして「1976年の〜」でも書かれたルスカの苦難を最後まで見捨てなかった、また前出の前田の状況に手を差し伸べた義侠の人


クリス・ドールマン・・・2011年にオランダで格闘技大会が禁止される悲運がありましたが、昨年ようやく解禁の動きが生じてきたようであります。http://sadironman.seesaa.net/article/421784427.html 同国でのフリーファイト解禁のあかつきには、その会場にドールマンの姿があることを祈って


>この稿を終えます。乱筆多謝(この項了)・・・追記。猪木対ルスカ直前にスパーしたドールマンと藤原組長は13年後、第2次U前田戦のためのドールマン来日時に再会。記者会見会場で真っ先に組長の姿を見つけたドールマン、「フジワラ!」と声を上げて抱き着いたとか。ちょっといい話(^^)


ではではまた。