藤波対前田から30年…かつての自作記事再掲も含めて。

すべては題名の通り。往時茫々。


例によって、愚作ツイート掲載。ご笑覧あれ。


>本日、86年IWGPで行われた藤波辰巳前田日明の一戦から30年。もう30年経ったんだなあ、という感慨・・・。http://njpwworld.com/p/s_series_00067_2_1(登録要) プロレスはもっと格闘技的でなければならないと必死に主張する後輩(前田)の攻撃を先輩(藤波)が必死に受け止める


>という構図・・・おそらくは受け止めきって30分時間切れ引き分けという結末が用意されていただろうこの一戦、しかし20分過ぎでの前田の縦回転ニールキックが藤波のこめかみ近くを切り裂いてしまうところから様相が変わってくる。通常プロレスで行われるカミソリによる演出流血でない


>リアルアクシデントの負傷・・・それまで予定されていた結末でない「ニールキックとレッグラリアットの相打ちによる両者KО」(この落下時において前田兄さんが後頭部から落ちてるのは、説得力を持たせるナイスバンプでありました・^^;)を演出せざるを得なかった。それはプロレスの本来


>からすれば明らかに不手際なんだけど、「ここまでやらねばならなかったのか」というある種の極北を見せつけたという点でやはり意義ある一戦でありました・・・で、実はこの一戦に酷似している試合を、その20年前に何とルー・テーズカール・ゴッチがやらかしていた、というのが実は


>ここ数年ワタシが主張するところなのであります(笑)。2年前のブログ内容をここでご紹介。題して「1964年5月2日のテーズ対ゴッチは、20年以上早かった藤波対前田だった。」(^^)。http://d.hatena.ne.jp/fullkichi1964/20140518/p1 「この2試合の壮絶な展開・決着は


>プロレスと言う格闘芸術が一つ間違えば大きなアクシデントになりえることを示しているのである・・・僕の推察が正しいかどうかは分からない。しかし真相がどうあれ、プロレスというジャンルの特異性・難解さ・そして崇高さをいささかも減じるものではないと信じる」今もってワタシの主張は


>変わるところではありません・・・しかし改めて思うのは、「選手としてのカール・ゴッチ前田日明はやはり似た者同士だったんだなあ」と(笑)。もう少し厳密に言えば「コーチとしてのカール・ゴッチを藤原組長が、選手としてのカール・ゴッチ前田日明が」引き継いでしまっていたのだと


>思うのでありますね・・・・・・ちなみテーズ対ゴッチから藤波対前田の間には20年しかタイムラグがないのに、藤波対前田から現在まではもう30年の歳月が流れてることに、これまた改めて愕然とさせられてしまいますね(爆死・^^;;;)。ではではまた。(この稿了)


不手際がそのまま魅力となってしまうプロレスというジャンルの奥深さ・・・今のファンにはどう映るかは分かりませんけどね(^^;;;)。


ではではでは。