スタン・ハンセンという奇跡について。〜もしくは「我々はなぜ、スタン・ハンセンのことを考えると幸福な気分になるのか。」

一つ前の記事と重なるところでもあるが、35年前の一昨日今月8日はスタン・ハンセンがアントニオ猪木からNWF王座を奪取した日であり、そしてその10年後、25年前の本日10日はハンセンが東京ドームでの新日本対全日本の対抗戦を機に、ビッグ・バン・ベイダーと壮絶な戦いを演じた日なのである。


75年の初来日以来、2001年1月の引退に至るまで、これほど日本で印象的な戦いを演じ続けた外国人レスラーが他にいるだろうか・・・。


以下、ハンセンに関するツイートをいくつか転載。


>80年の2月、S・ハンセンがA猪木からNWF王座を奪取。http://njpwworld.com/p/s_series_00029_2_1 その10年後の2月、ベイダーと壮絶な一騎打ち。 https://www.youtube.com/watch?v=QFbrYKwleTY https://www.youtube.com/watch?v=cjFDJEgRJik 改めてその偉大さを痛感(^^;)。


>ちなみにハンセンと言えばこの「龍原砲サンドイッチキックでの失神⇒復活後、天龍に飛びかかってボコボコ」が忘れがたい(^^;)。https://www.youtube.com/watch?v=4FSgkf1Otxc しかしハンセンが偉いのは「この後、天龍と組んで3度も世界タッグ獲ってる」ことであります。プロだねえ(^^)。


>というわけで、75年の初登場から2000年の引退表明・2001年の引退式に至るまで、四半世紀の長きにわたって日本マットに貢献したスタン・ザ・ラリアット・ハンセンに敬意を表して、ウエスタンラリアット95連発であります(^0^)/ https://www.youtube.com/watch?v=1NYtuHpJZHE


>さらにちなみに2年前のスタン・ハンセン来日、サンスポ社訪問。ハンセン63歳、いいですねこういうの(^^)。https://www.youtube.com/watch?v=EEIcTMi94M4




最後に、「我々はなぜ、スタン・ハンセンのことを考えると幸福な気分になるのか。」(笑)。


それはつまり、彼が「欧米人でありながら日本をホームグラウンドとし、そしてそこで四半世紀もの長きにわたってトップであり続けた奇跡的な存在」だからである。


そして「その奇跡を演じながら同時に不幸にもならず、幸福なまま人生を全うしようとしてる唯一無二の存在」だからである。


そんな存在が、プロレスいやプロスポーツのみならず、他のジャンル総ざらいしてもいるだろうか?


不敏にして、僕はハンセン以外にそんな奇跡を知らないのである。




僕らは、今は帰国して日本人の奥さんと暮らしているというハンセンの近況を聞くたびに、これからも幸せな気分になるのだろう。


(ちなみに昨年テレビ放送されたもの。
http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2014/07/post-e335.html


ジョン・スタンリー・ハンセン・ジュニア氏の幸福を心から祈ります。これからも、ずっと。


ではではまた。


https://www.youtube.com/watch?v=OjTLyRVpvRw