50年前に戻った日本、そしてUFC。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120222-00000990-yom-bus_all
「貯蓄ない」世帯、過去最高の28・6%
読売新聞 2月22日(水)19時35分配信


金融広報中央委員会が22日発表した2011年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2人以上の世帯で「貯蓄がない」と答えた世帯の割合が28・6%に上り、調査を始めた1963年以来、過去最高となった。


>貯蓄の平均値は1150万円で、前年より19万円減った。人々の実感に近い中央値(答えた世帯の中間の値)は前年より80万円少ない420万円だった。


>貯蓄残高が1年前に比べて「減った」世帯は40・5%で、「増えた」世帯(21・3%)の2倍近くになった。減った理由(複数回答)は「収入が減ったので取り崩した」が43・3%で最も多く、景気減速が家計に大きな影響を与えている。



1963年といえば力道山が亡くなった年。


敗戦で打ちひしがれてる日本人に勇気を与えるため、プロレスという虚構の場で鬼畜米英をなぎ倒す英雄を演じた力道山、彼が活躍していた時代にまで日本は戻ってしまったのだ。


阪神大震災東日本大震災はまさに第3・第4のヒロシマナガサキであった。
(そのうちの一つは実際第3の核災害であったのは言うまでもない)



その第2の敗戦を演じた日本にUFCがやってくる。
マッカーサー並みの、日本再占領である。
ただ、今回の進駐軍は一度滞在してもう二度と戻ってこないかもしれない。
それほどの価値がもうないとみなされるかもしれないのだ。


力道山がもたらしたプロレスによって、そしてそれを糸口として知った格闘技によって多々勇気づけられてきた日本人の一人として、
僕はその50年間の帰結を見に行くだろう。



2012年2月26日、
12年前に田村潔司が「Uのテーマ」を鳴り響かせてグレイシーと戦ったあの日と同じ日付に、
僕は「もう一つのU」を見に行くことになる。
何かの決着をつけるために。



ではではまた。