格闘技ファンの、青春。
ミクシイにも書いたネタなのですが(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59539017&comment_count=340&comm_id=5442915)、今月号のゴン格では25周年記念号ということで、格通でおなじみだった「表紙イッキ!」をやってました。
これ格通の最終号と並べると、両誌の25年間の対比が出来て非常に面白いんですなあ・・・。
各年の1月号(隔週で2冊出てた時は最初の号。86年のみ格通は11月、ゴン格は12月。それぞれ創刊号)を並べてみると両誌の違いがハッキリと出ますねえ・・・。
86年11月&12月
格通=佐山聡、前田日明
ゴン格=前田日明
88年1月
格通=カンフー軍団(中国武術特集)
ゴン格=松井章圭
90年1月
格通=UWF進化論
ゴン格=廬山初雄・西田幸夫(初期極真特集)
91年1月
格通=辰吉丈一郎
ゴン格=前田日明(U分裂騒動)
92年1月
格通=緑健児対増田章
ゴン格=緑健児、ジャンボ鶴田(平成最強プロレスラー論)
93年1月
格通=佐竹雅昭
ゴン格=増田章対数見肇、高田延彦
94年1月
格通=ホイス、ヒクソン、エリオ(グレイシー特集)
ゴン格=数見肇
98年1月
格通=佐藤ルミナ対ジョン・ルイス
ゴン格=アーネスト・ホースト
99年1月
格通=エンセン井上
ゴン格=ヒクソン・グレイシー
2000年1月
格通=ヒクソン、ホイラー、ホイス、エリオ
ゴン格=安生洋二(前田襲撃事件)
02年1月
格通=近藤、菊田、美濃輪、國奥(パンクラス特集)
ゴン格=桜庭和志
05年1月
格通=桜庭和志、ヴァンダレイ・シウバ
ゴン格=魔裟斗
07年1月
格通=シュルト対ホースト、GSP対ヒューズ
ゴン格=ジョシュ・バーネット&カール・ゴッチ
(両者唯一の対談、翌年ゴッチ逝去)
08年1月
格通=エメリヤーエンコ・ヒョードル
ゴン格=秋山成勲
09年1月
格通=桜庭和志(発売直後に田村戦)
ゴン格=魔裟斗&井上雄彦(『バガボンド』作者)
10年1月
格通=桜庭和志(→4月に休刊)
ゴン格=魔裟斗(発売直後に引退試合)
11年1月
格通=(休刊中)
ゴン格=岡見勇信(8月にアンデウソン挑戦)
12年1月(今月発売)
格通=(休刊中)
ゴン格=ジュニオール・ドス・サントス(ベラスケス撃破)
まさに歴史ですなあ・・・。
極真と密着していたゴン格がなかなか佐竹を表紙に出来なかったのもよく分かり。
96年の1月なんて骨法と鬼の黒崎ですからね(笑)。
グレイシーに批判的でなかなか取り上げなかったゴン格が(熊久保さんが「グレイシーは滅びるべき」とまで言ったことさえありました)、今では北米最優先ですもんなあ・・・。
あまりに遠くまで来てしまった、という気がしてしまいますよ。
次の25年後にはどんなことになってるやら。
日本に格闘技は存在してるのかと・・・。
まあその頃にはわたしゃくたばってるでしょうけどね(苦笑^^;)。
ではではまたー。