長谷川穂積はやはり見事だった。
穂積が2階級制覇 粟生も奪冠
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20101127k0000m050028000c.html
日本人で2階級を制覇したのは、柴田国明・井岡・畑山・戸高・亀田兄・そして今回の栗生といるが、いずれも○○とスーパー○○とか△△とジュニア△△とかなのですよ。
凄く厳しく言えば1・5階級制覇じゃないのかそれって。
完全な2階級制覇をなしとげたのは60年代のF原田(フライとバンタム)以来なのですよ。
上記の6人を2階級というのなら、長谷川は3階級(飛び級ではあるが)を制したといっていい。
「足を使えばもっと楽に勝てた」という人もいるが、僕は逆だと思う。
リーチは相手の方が上回ってたんだから、距離を取ったらそれこそ術中にハマっていたかも。
危険を承知で接近戦を挑み、ダッキング・ウイービングでしのぎながら打ち合ったからこそ勝ったのだと思う。
逆に言えばあの近距離でブルゴスの強打をしのぎ切ったからこそ長谷川のデイフエンス技術はすごいのだとも。
ともあれ、お疲れ様でした。
バンタム時代のように速攻のKO劇は望めない階級に踏み込んでしまったが、納得いくまで頑張ってほしいと思います。
ではではまた。