今さらながら青木対ハンセンの編集のひどさについて。

とにかく「青木真也の凄さ」について何も伝えるつもりがないんだな、TBSは。


1ラウンドの金的直撃シーンを延々と流し、再開後から2ラウンド終盤のフイニッシュまでを完全カット。
「ほらまたアクシデントだよ〜」てな感じのあまりにもひどい編集の仕方。何だこれ。


別にカットが悪いわけじゃないんだ、パーフエクト版はPPVで流せばいいんだから。
でもそれならフイニッシュに至るまでの経過を知るため、1ラウンド10分を全てカットし2ラウンドの5分を全部流す方がよっぽどいいだろうと。
この競技をどのように見るべきなのか、青木真也ヨアキム・ハンセンという世界ベスト10なり20なりには確実に入る格好の素材を使って一般視聴者にレクチャーしようという気が全くない。


これ以上論ずる気さえも失わせるくらいだよ、全く・・・。


後はメモ8さんがツイッターで述べられてたことがまことに我が意を得たりという感じなのでこちらに譲る。



http://twitter.com/nagao_memo8


>ネット遮断して、今ようやく大毅&DREAM見終えた。うーんさすがにTBSの編集にうんざり。


>今回の編集はホント考えさせられました。TBSは主催でもあるんですよね。主催者がタイトルマッチの権威を認めていないというか。


>その前のボクシングはタイトルマッチ一本でやっているわけじゃないですか。ライトなファンとか、そういうことを言っている場合ではないんじゃないのかと。一体、ライトなファンなんてどこにいるのかって気がしますね。


K−1は、どんなにオチャラケになっても、K−1GPを基本に回すから最後の一線が崩れないわけで、もう今日の放送だと最後の一線すらなく、守りたいものは何もないとしか見えないんですよね。


>ライトなファンって、たまたま総合に詳しくないってだけで、他競技他ジャンルに比較して、当然そういうテレビ向け総合格闘技の欺瞞性に皮膚感覚で気がついちゃうわけで、それだと結局先に向けて何も種をまけていないわけで。ホントにそれでいいのかと。



もう何も付け加えることがないくらいだよ、ホントに・・・。