桜庭和志=日本の格闘技界かもしれないという話。
桜庭が日本の格闘技界を代表する選手であるとかそういう話ではなくて(いやもちろんそういう時期があったのは確かですが・苦笑)。
今回、明日に迫ったDREAM11のために桜庭が急遽出場することになったわけですが、おそらくは視聴率なり会場の入りなりのテコ入れのために、強引に担ぎ出されたのは明白であって。
そして相手が総合未経験の33歳6連敗中のプロボクサーであることから見ても、桜庭の選手としてのポテンシャルはまったく期待されてないことが分かる(いや、ホントにシャノン・リッチでも良かったと思うんですが・苦笑)。
で、これって実は日本の格闘技界そのものに言えることだと思うんですよ(苦笑)。
視聴率10%前後しかとれてないことでとやかく言われるDREAMですが、実はTBSにおいて視聴率が10%確実にとれるコンテンツって格闘技くらいみたいなのですね。
テレビ局に期待されてないかのように見える総合格闘技(というかDREAM)ですが、実は視聴率が一応ある程度とれることを期待して担ぎ出されている。内情はボロボロなのに。
なんのことはない、桜庭和志=日本の格闘技界そのものじゃないか(泣笑)。
しかし桜庭はいよいよとなれば引退すればいいが、日本の格闘技界は今さら投げ出すことは出来ず存続していくしかない。
果たして大晦日の石井慧デビューによって再生出来るものなのか?
それともこのまま老いさらばえ、死を待つだけなのか?
桜庭和志の姿を日本の格闘技界そのものと見立てることによって、何かが見えてくるかも知れない・・・。
見えても何もすることが出来ないのかもしれないけれど。
ではではまた・・・。