「相撲界に綾波レイ進出」、この記事の甘さ。

相撲界にエヴァンゲリオン発進! 綾波レイ横綱に!

http://news.livedoor.com/article/detail/4369559/


>コミュニケーションサイト『Twitter』に「なんか物凄い誤植が…!!!」というコメントが掲載され、一緒に写真が一枚投稿されていた。その写真を見てみると、どうやら落語に関する真面目な文庫本のようだ。写真に写っているページでは、大相撲に関する歴史が語られていた。「どこが誤植なのかな?」と思い読み進めてみると……。


>「大相撲の始祖は、谷風梶之助である。天明寛政年間の力士だ。それ以前の最初の三人の横綱明石志賀之助綾波レイ、丸山権太左衛門、は架空の力士である」(本より引用して掲載)


>なるほど、相撲の歴史で最初の横綱三人は架空の人物なのだな。……っておい! 横綱にどうして『新世紀エヴァンゲリオン』の美少女キャラクター・綾波レイがいるの!? 「明石志賀之助綾波レイ、丸山権太左衛門」という並び自体が違和感を感じるのだが、著者も編集者も気がつかなかったのだろうか? これは完全に誤植である。


>とある出版業界の重鎮が「どんなに頑張っても誤植はなくならない」とコメントしたのを知っているが、さすがにこれには気がついてほしかった。しかし、「おもしろいから、わざと残したのでは?」という声がインターネットであがっているのも事実。あえて誤植を残したのであれば、かなり高度でハイリスクなジョークである。


>この本は『落語論』(講談社現代新書)という本で、著者はコラムニストの堀井憲一郎さん。『新世紀エヴァンゲリオン』や綾波レイのファンならば、記念として、コレクションとして、1冊持っていてもいいかもしれない。



なるほど、よく見つけたものよ、とちょっと感心(苦笑)。


しかし元の横綱の名は何だったのだろう。
調べてみた(トリビアの泉ナレーション風に)。


http://haniu.jfast.net/novellistmaker/nlm.cgi?action=work&no=50


1 明石 志賀之助  2 丸山 権太左衛門  3 綾川 五郎次


なるほど、この三代目横綱・綾川五郎次を誤植したわけですね。


きっと作業中に、
「見ろ見ろここを綾波にするとだなー」
「ぎゃははは、おもしれー」
「お前ら、とっとと仕事しろ!」
「ああ、すみませーん」
てなやりとりの末、いたずらしてたそれがそのまま流れたのでは無かろうかと(笑)。



しかし、この記事を書いた人間はツッコミが甘いですね。
この横綱・綾川が三代目であることに注目せねば。


そうこれはつまり、


「私は三人目だから」


との、あの綾波の名セリフを踏襲しているに違いないのです!!


なかなか深いぞ、この悪戯誤植の主!!(大笑)





・・・・なわけねえか・・・・




巨大綾波両国国技館を踏みつぶしていくところを想像しながら。


ではではまた−。