本日、元ピチカート・ファイヴ小西康陽氏満50歳。
本日2月3日で、僕が日本人バンドの中で最も愛したユニット、ピチカート・ファイヴのリーダー小西康陽さんが満50歳を迎えられました。
小西さんおめでとうございます!!(^0^)
僕に影響を与えた人生の先輩格存在といえば、前田日明、小西康陽、庵野秀明なのであって。
この三人がいずれも59年・60年の生まれであると言うことにいささかの感慨があります。
僕の中ではUWFプロレスと渋谷系音楽とエヴァンゲリオンはまさに等価なものであります。
そしてこの三者の共通点といえば、「先人の残したものをつなぎ合わせて作ったオマージュ的存在」ということであって。
UWFはゴッチ流サブミッション(キャッチレスリング)にムエタイ等の打撃技をつなげて独特のスタイルとしたものであり、
渋谷系音楽はバート・バカラックやロジャー・ニコルズらA&M系音楽のエッセンスにこれまた独特のアレンジを加えたものであり、
エヴァンゲリオンは市川崑らの映画スタイルに「帰ってきたウルトラマン」などの特撮テイストを加えて優れたアニメーションに仕立て上げたものであり、
いずれもそれぞれの作品を語ることはそれぞれのジャンルの歴史・先人の業績を語ることであったのだと思います。
そして今は三者とも時の流れに押し流されつつある存在なのであって(エヴァはまだ流行ってるじゃないか、と言われる向きもありましょうが、アニメの方向性は明らかに「ハルヒ」「らき☆すた」に代表される萌え路線なのですよ^^;)、
しかしだからこそ、その三者の意義を語り継いでいかねばならないなあ、とリアルタイムで出会った世代としては固く決意してしまうわけなのですよ、微力ながら(苦笑)。
ちなみに僕の中ではバート・バカラック=カール・ゴッチ、小西康陽=藤原組長、田島貴男(オリジナル・ラヴ)=前田日明、小沢・小山田=船木・鈴木なのですけどね。
訳の分からんたとえでゴメンなさい(^^;)。
ではではまたー。
「大都会交響曲」byピチカート・ファイヴ