昨日、馬場さん10周忌でした。
週刊プロレスの巻頭馬場特集を見て改めてしみじみしてしまいましたよ。
(表紙も馬場さんにしろよ、週プロ!・怒)
僕が馬場さんを初めて見たのは漫画の「タイガーマスク」の中。
グレートゼブラとなってタイガーの窮地を救う馬場さんを見て、好きにならない子供がいるだろうか?いやいない(反語形・笑)
ちなみに昔の子供百科事典みたいなのには、
「象はジャイアント馬場さんが生野菜を食べる量のその○○倍、枯れ草を食べます」
みたいなこと書いてあったかと。
象と比較するな(苦笑)。
そんな子供も中学生になって全日本プロレス中継を見出すと現実の馬場さんのスローさにやや呆れてしまったというか。マスカラスやフアンクスには熱中しても、馬場さんには「猪木と勝負しろよ!」みたいな敵意を持って見てしまっていたというか(^^;)。
それが一変したのはやはり移籍してきたハンセンとの初一騎打ち(82・2/4)。
http://www.youtube.com/watch?v=b2D4ZMgnFgE
あのハンセンの猛撃を体を張って受け止める馬場さんに熱いものを感じちまいましたよ(苦笑)。
ちなみに新日本シンパの野末陳平氏が「ハンセンは馬場の軽いチョップを大げさに痛がってる」とか悪口言ってたけど、そんなことどうだっていいんだよ!!(怒・笑)
あのハンセンのチョップで馬場さんの胸板が赤く腫れ上がっていたもんなあ。それが全てですよ。
さらにちなみに僕がリアルタイムで見た馬場さんのベストバウトは、ドリーと組んで鶴田・天龍組と当たった83年最強タッグでの一戦。
完全に鶴田・天龍を翻弄してたもんなあ(時間切れ引き分け)。
まあタッグだから疲れたら休めたからでもあるけど(笑)。
たしかこの試合が32文ドロップキックを出した最後であると思います、ハイ。
かのラジャ・ライオン戦にしても、馬場さんならではの風格によってそれなりに見ることの出来る試合というか(苦笑)。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1481207
まあお笑いではあるんだけど(苦笑)、でも馬場さんで無かったらこれ見られたもんじゃないですよホント(^^;;;)。
馬場さん亡き後のプロレスの凋落はホントかつての隆盛のかけらもない有様で。
その意味では良いときに亡くなられたのかなあとも思ってしまいます。
よく言われるエピソードではありますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E5%A0%B4%E6%AD%A3%E5%B9%B3
>野球をしていた当初、一度スパイクシューズを履かずにストッキングのまま練習に出てきてひどく叱られたことがあったが、一向に戻ってスパイクを履こうとはしなかった。巨大なスパイクの中に猫が子供を産んでしまったというのがその理由であった。
まあこれリングシューズバージョンもあって、結構都市伝説っぽいんですが(苦笑)。
そういうエピソードをもちえるスケールと風格をもつプロレスラーが今は皆無ですわなあ。
馬場さんに、そして懐かしき昭和のプロレスに対して、改めて合掌。