短歌な話。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1210049.html


山武市出身の歌人で小説家の伊藤左千夫(1864〜1913)をしのび、短歌に親しむことを目的にした第57回左千夫短歌大会(同市主催)が18日、同市殿台の成東文化会館のぎくプラザで開かれた。小中高校生と一般の各部で作品を募集し、今回は過去最多の2987の応募があった。高校生の部ではゴリラの孤独を表現した県立成東高校2年菱木俊輔君(17)の作品が市長賞に輝いた。


「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」


>昨年春、千葉市内の動物園でゴリラを見て、「ゴリラも人と同じように孤独なのでは ないかと感じた」そうで、その孤独感を表現したかったという。ゴリラのイメージを 文字で表すなら「ウ」と「ホ」だったので、そのふたつでまとめるようにした。
書き始めて30分ほどで完成したという。選者の田井安曇さん(78)は
素手でつかんだ本音を歌っているユニークないい歌だ」と評価する。


http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000901190003


>国語の授業でつくり、応募した。入賞の知らせを聞いた時は「まさか、と思った。
先生は何かの間違いかと思ったそうで、友人からも奇跡だといわれた」。
バレーボール部員で、得意科目は数学と国語。短歌は「これからも何かの機会があれば作るかもしれない」と話していた。


>大会では各部での入賞作品が表彰された。田井さんは「小中学生にも新鮮な感覚の作品があり、左千夫も喜んでいるでしょう」と話していた。


http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000901190003


「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」


・・・・・・


左千夫が喜んでいるかはしらんよ、わしゃ(^^;)。


ちなみにこれについては、「ピューと吹くジャガー」の中に似たような詩(?)があるとの指摘もあり。


※ピューと吹く! ジャガーに出て来るポエム「ゴリラ人間」


オレは
ゴリラ人間
ウッホッホ
ウッホッホ
ウッホーウッホ
ウホウホ
ウッホォーー
ウホウホ
ウッホォーーウ
ウホウホ ウホホ
キェーウッホーー
ハアハア
ウホウホ ウホウホ
好きです付き合ってください


そのまんまやん(爆)。



まあこれが短歌の最前線だと思われると困るので(苦笑)、
若手歌人の柳澤真実氏の作品をまとめていたサイトがあったのでご紹介しておこう。


http://d.hatena.ne.jp/kagakaoru/20090120/1232411375



遠くから手を振ったんだ笑ったんだ 涙に色がなくてよかった


放課後に見た夕焼けは こんなんじゃなかった気がする残業の窓


ちょっといい気になってたな 忘れてた 私のくせに のび太のくせに


営業を終えた車中でスネ夫から 自分に戻るために聴く歌


おじさんの自慢を聞いてるくらいなら ジャイアンリサイタルショーへ行こう


「あきらめた」まだあきらめてはいないから だから何度も口に出して言う


辿りつく場所に自分が待ってる 早く未来に追いつかなくちゃ


友達と大笑いした後とかに あなたのことを思い出します


SMAPと6Pするより校庭で 君と小指でフォークダンス


ケータイの普及のおかげで突然に 女便所で振られた私


ユーミンがもう歌ってる 特別な恋をしてると思ってたけど


してもないピアス確かめてばかりいる 今日で君には逢えない気がする


好きな人 いたんだそっか 気づかずに回送のバスに手を上げていた


治りかけの傷のかゆみでまた君に 懲りずに逢いに行きそうになる


あきらめた夢のひとつもあるほうが 誰かに優しくなれる気がする


空腹を通り越したら食欲が なくなるようにいつか笑える






ちなみにワタシがマイミクさんのサイトで今朝作った歌。
無断紹介、ゴメンなさい(^^;;;)。


どーせまた 明日には「ゴメン 酔ってたわ」
そんなアナタが うらやましいよ


お粗末でした。ではではまた(^−^)。