昨夜のK−1で実現した戦国時代フアン垂涎のカード。
何と武蔵対前田慶次郎ですよ!!
この名前で興奮しない人は「バガボンド」も「花の慶次」も読んでいないものと見なす(笑)。
武蔵対前田慶次郎!!
正直、それ以外語りどころのない試合だったけど(苦笑)。
(チームドラゴンの選手っていつも強敵相手には「距離とって逃げ勝ち」みたいな試合しかしないんだなあ。テイセイラ戦にしてもありゃ後半ダウンとらない限り勝てないだろうにねえ)
しかし現実と本家(笑)の武蔵と前田慶次郎の年齢差を考えるとなかなか面白い。まず現代の武蔵と前田慶次郎はそれぞれ1972年、86年生まれで14歳武蔵が年上。
一方、本家は・・・関ヶ原の時点で宮本武蔵17歳、前田慶次郎なんと68歳!!
この時点でえええ!という人もいるかも(苦笑)。実際の前田慶次郎は「花の慶次」作中の時点で徳川家康より年上のおじいさんであったりする。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%94%B0%E5%88%A9%E7%9B%8A
マンガではケンシロウまがいの絵だからこそ盛りあがるんですけどねえ。現実は過酷なもので(^^;)。
それでも「若武者の前田慶次郎がいい!!」という人には我が尊敬する海音寺潮五郎先生の「戦国風流武者 前田慶次郎」(文春文庫)がオススメです。隆慶一郎「一夢庵風流記」とは違う、史実に近い(年齢以外は・笑)前田慶次郎像が楽しめますよ。少なくともK−1の前田慶次郎に期待するよりはマシなような(苦笑)。
ではではまた。