猪木さんドラッグを語る&今週のナンバー必読!

まーた猪木さんが無茶苦茶なこと言ってますが(笑)。

http://tsutaya.zassi.net/contents/togon/togon.html

>最近、芸能界周辺でもそういった話を耳にする機会が増えたね。

>申し訳ないんだけど、そのテに関して言うと、俺はやったことがないから「わからない」としか言えないんだよな。だから「やったことのないヤツになにがわかる。お前なんかにわかってたまるか」って言われたらその通りなんだけど(笑)。

>経験不足ですみません(笑)。

>俺の知ってる話だと、パキスタンのある場所では、「座禅して修行してるな」と思ったら大麻に酔ってたっていうのがあったね。向こうでは堂々と栽培してる場所もあったからな。イスラム社会では夕方になると女性は外出できないから、外では男同士で手をつないで歩いててさ。あれは異様な感じだったよ。 


(中略)


>日本でも、昔は怏々にしてミュージシャンがそのテの話で問題になる場合が多くて、実際に使ったことがあるミュージシャンの話だと「全然、聴こえる音が違う」って言ってたよ。格闘技界じゃ、あんまり聞かねぇけど、ま、大麻で強くなれるなんてことがないからだろうね。

>あ、松尾芭蕉の話を知ってる?

松尾芭蕉が歩いた後ろを辿って行くと、そこには大麻が落ちてたんだってさ。もちろん確認したわけじゃねえから本当かどうかは知らないけど、確かに『奥の細道』にしたって「岩に染み入る蝉の声」なんて、普通の感覚じゃ聞こえるわけがねえもんな(笑)。あれはトランス状態で飛んじゃってるんだって考えたほうが正しいのかもしれないよ。専門家に聞いたら「不謹慎なことを言うな!」って怒られちゃうけどさ。



大麻が落ちてた」ってどういう状況なのか分かりませんが(笑)。

まあ江戸時代から麻(大麻と同じですよ)はごくごく自然に栽培されていたので、麻刈りをしながらついでに一服なんて情景を描いたこんな絵が残ってたりする(笑)。

http://www.bekkoame.ne.jp/~alteredim/asoh/020702.html

ちなみに上記のサイトにはかの有名なカール・セーガン氏のマリフアナ体験が載っててなかなか面白いです。

ところで松尾芭蕉の「芭蕉」ってのはバナナ科の植物。松尾芭蕉芭蕉の葉かなんかを吸ってトリップしてたりしてね(笑)。もっともバナナの葉を吸っても気持ち悪くなってバッドトリップするだけみたいなんですが(^^;)。

大麻ってのは昔中島らも氏が生前書いてたけど、常用性もなければ特に脳を破壊するということもない。ならばなぜ禁止されてるのかといえば、たとえばそれを吸ってトリップした状態で車の運転された日にはたまったもんじゃない、ってのがあるんでしょうね。酒と違って呼気で判定することも出来ないし。だから将来的に呼気判定が出来るようになれば、成年に大麻が認められる(かもしれない)状況が生じるかもですね。
実際、体をぶっ壊すという意味では酒やタバコの方が大麻よりよっぽど怖いんだから(耳が痛い人もいるでしょ・笑)。


さてカール・セーガンとカールつながりで(強引・笑)。


今週の「スポーツグラフイック・ナンバー」誌で名著「1976年のアントニオ猪木」筆者の柳澤健氏が我が尊敬するカール・ゴッチ師の伝記を執筆しています!! 

柳澤氏と言えば、あまりにもストレートな取材で一部から不興も買っているらしいですが(苦笑)、なんだかんだ言ってこの取材力は素晴らしいですよ。ゴッチさんが戦争中、ドイツの強制収容所に入れられていたいきさつも詳細に書かれてて、よくぞ調べた!!という感じ。その努力にはやはり敬服します。ゴッチさんとガチスパーしたフリッツ・フオン・ゲーリングの証言などきっちり足を運んでの取材が実に素晴らしい。

次号以降も続編載るようで実に楽しみ。今号ラストの締めセリフ。
「ゴッチと猪木は再会を果たす。そしてこの二人は日本のプロレスを世界でも類を見ない、極めて異常なものへと変えていくのだ――」
いやあ面白そう。ごくごく個人的にゾクゾクしていますよ(笑)。

ではではまたー。