バブルへはGOしたくない(笑)。

一昨日の痛恨はフジ系でやっていた「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を録り逃していたこと。面白そうだったのになあ。裏でやってた「1ポンドの福音」の方に注意がいってて録画しそこねてしまった。ガックリ。


しかし「バブルへGO!! 」は見たいけれど、
正直バブルの時代には戻りたくないですなあ。
「クリスマスプレゼントにはティファニーの○万円のリングを贈らなきゃ」とか「バレンタインには必ず10倍返し」みたいなことが雑誌に平然と載ってた時代に誰が戻りたいものかと(苦笑)。


あまり言われないことだけど、かの「めぞん一刻」は80〜87年のバブル前夜の作品なんですな。
そして主人公の五代君は何とビンボのあまりテレビも持ってなかったりする(苦笑)。車なんかもっての他(というか主要登場人物は三鷹さん以外誰も持ってない・笑)。
87年から90年のバブル全盛期においては「めぞん」は鼻も引っかけられない物語だったのだ!!(書いてて腹が立ってきた・怒)


バブル期にディスコで扇子振り回してたワンレン・ボディコン姿の女どもは「めぞん」のコミックスを手にとっても「はん、しょせん負け犬の傷のなめ合いよね」と鼻で笑って放り捨てててお立ち台に向かってったのに違いないッ!!(←偏見・笑)。
大学卒業直後(まさに87年)に女性誌を見て、「バレなければ、彼氏以外にもう一人スペアの彼氏をもっときたい」女性が全体の89%を占めているという記事を見たときの驚愕と憤怒が蘇ってきましたよ!!
お前らに響子さんと五代の純愛が分かってたまるけえええええええ!!!!!(当時「現役」だった方スミマセン^^;;;)


まあかくいうワタシも90年前後は結構ミツグ君(古いなあ・笑)だったのだからあまりヒトのことは言えないのですけどね(おいおい^^;)。


ちなみに僕の大好きな渋谷系ムーブメントはバブル崩壊以後に発生したものであります。あの名曲「今夜はブギーバック」はバブル以後のクラブシーンの寂寥がバックになっているからこそ素晴らしいのですよ。
バブル崩壊直後のあの解放感こそが懐かしい。バブルまっただ中の90年当時にはあまり帰りたくないですなあ。


監督の馬場康夫は成蹊学園出身のお金持ちおぼっちゃまだから、あの時代を勝ち組として懐かしむことが出来るのですよ。今ウィキ見たら、安倍晋三元首相と同級生だもの(笑)。そりゃ当時は勝ち組だわ(^^;)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BA


で、今気づいたけど、「バブルへGO!! 」はホイチョイのあの「気まぐれコンセプト」読み切り編が原作なんですね。道理で既視感があったわ(笑)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%B8GO%21%21_%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%BC%8F


それにしてもバブルを先取りした「気まぐれコンセプト」とビンボ学生のバイブル「めぞん一刻」が同じ「ビッグコミックスピリッツ」に同時期連載してたとこが面白いとこですね。何だかんだいって懐かしいなあ80年代(笑)。
ではではまたー。