あるライターについての話&格闘技雑多ネタ。
とりあえずこの文章を読んでいただきたい。
http://www.tsukimotoyutaka.com/
>2008年1月 7日 (月)
>かわいそうに。時間が経っちゃうと治らないんだよねいまのところ。ぼくは幸運でした。いろいろな先生や知人から受けたアドバイスが功を奏したわけです。とりあえず行った病院は御茶ノ水の神尾記念病院です。ここで酸素吸入とかいろいろしました。私は糖尿病なのでステロイドは一切使いませんでした。それから、板藍根という漢方薬を飲みました。鍼灸でも、親身になってくれるところを見つけました。ここを参照してください。あとは食餌療法です、おそらくこれが決めてです。薬よりも生活習慣。千坂式と言うやつです。ただこれはハードです。でも当時頑張りました。そして耳は2週間くらいで聞こえるようになりました。というか三日以内にすべての方策を取り2週間くらいで治らないと一生治らない、というような感じなんですよ、現在のところ。
>ステロイドが使える人は急げば早めに改善する可能性があります。怖い病気で原因もわかりません。そして多くの人に突然起きます。浜崎さんのことは他人事ではありません。私の経験では道を歩くのも恐ろしくなります。聞こえない方の耳の側の世界は無くなります。バランスがすべて狂います。音楽、スポーツ、演劇、映画、テレビなどはすべて楽しめなくなります。私にとっては地獄でした。治って本当に、ラッキーでした。
>ストレスが大きく関係するらしいです。五感は貴重な宝物です。みなさん、お大事に!
親身ではあるが、とりたてて何と言うことのないこの文章をどうして取り上げたか。
亡くなっているのだ、この二日後に。
>月本 裕(つきもと ゆたか、1960年 - 2008年1月9日)は、日本の作家、編集者。
>東京都出身。武蔵中学校・高等学校卒業。上智大学外国語学部ロシア語学科中退。法政大学文学部日本文学科中退。マガジンハウスの『BRUTUS』や、『ガリバー』などの雑誌で編集者として活躍した後、作家活動を開始する。1985年、栗本慎一郎の『鉄の処女』で人物紹介を担当、赤裸々な筆致で名を馳せる。
>1989年、小説「キャッチ」(「今日もクジラは元気だよ」)で第1回坊っちゃん文学賞大賞を受賞。 1994年には勝新太郎演出の舞台『不知火検校』の共同脚本を手がけるなど活躍は多岐にわたる。放送関係の仕事では、フジテレビ系列の『EZ!TV』のブレーンやBSフジの『ザ・ロングインタビュー』の構成などがある。
>2007年末からは競馬雑誌『レーシングポスト』の編集長に就任していた。
>2008年1月9日、脳出血で死去した。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9C%88%E6%9C%AC%E8%A3%95&oldid=17301646
文中にある栗本慎一郎『鉄の処女』での人物紹介は本当に面白く、一時期は泉麻人氏やいとうせいこう氏と同じく僕の憧れのライターでしたよ。
『EZ!TV』のブレーンとして名前が上がってるのをテロップで確認して、頑張ってるなあと思ってたのに。
「さるマン」でお馴染み竹熊健太郎氏も追悼の意を表しておられて。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/
>「80年代」という言葉を聞くと、俺は、俺と同世代の何人かのライターを思い出す。その中にはもちろん月本裕もいる。中森明夫、いとうせいこう、みうらじゅん、といった「80年代組」の中に、月本さんもいるのだ。先の三人とは個人的にも何度か会ったことがあるのだが、月本さんと個人的にお会いしたことはついぞなかった。しかし中森・いとう・みうら各氏に負けないくらい、80年代のメインストリームを歩かれていた人であったと思っている。月本さんとは、一度じっくり、80年代について語ってみたかった。
ああ、ホントに80年代が遠くなっていく気がするなあ(慨嘆)。
謹んでご冥福をお祈り致します。
格闘技新団体「戦極」、菊田早苗対フイル・バローニとか発表してるけど、バローニ側のマネージャーは「戦極」とはまだ契約してないとか言ってるよ。どないなっとんねん。
http://sadironman.seesaa.net/article/78134969.html
そもそも「戦極」3月に興行やったら、4月か5月にやるというへロス&「やれんのか」統一会派の興行に支障が出るんじゃないのかね。
「戦極」には秋山倒した三崎も出るわけだし、吉田はヒョードル戦を希望してると聞く。そのあたりのスケジュール調整がどうついてるのか、気になるなあ。
前田日明ブログが未だにつながらない・・・。
大連立&新団体旗揚げの片隅で、あの巨体が東京湾に浮かんでないことを祈ります(おいおい^^;)。
あと朝青龍ガンバレ(笑)。
ではではまた。