いやこれ聴きたかった&半可通の寺山修司論。

昨日の団衛門さんのサイトで紹介されてるこれ、なかなか面白かったようなので聴けば良かったなあ(笑)。
(毎回無断引用ですみません、団衛門さん^^;)。

http://zenmetu.sakura.ne.jp/index.html
http://www.nhk.or.jp/zanmai/archive.html

>紹介した曲とかける曲が違うという事故の連発

>紹介するアナウンサーがアニメの知識が無いまま、歌手の皆さんとかリクエストハガキを紹介して「?!」とか「え〜と・・・」みたいな困惑した反応するのが会場のコアなファンに大受

いやあホント聴きたかった。そういうアクシデント性大好きなもんだから(^^)。

ちなみにその時間帯の前半は録画しといた番組かけながら学力テストの採点しておりました。
その録画番組の中には、先日放送されたETV特集寺山修司の回も入ってました。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
寺山修司が亡くなったのが83年の5月で、この時僕が大学に入ったばかりだったのですが、ちょうどオタク文化の盛り上がりが本格化する時期だったのですね。その年の春には「クラッシャージョー」「幻魔大戦」「宇宙戦艦ヤマト完結編」「うる星やつらオンリーユー」が同時上映されたりして(懐かしいねどうも・笑)。
寺山は言ってみればオタク文化の勃興とすれ違う形で世を去ったわけですが、非常に不謹慎な言い方をすれば凄くいいタイミングで亡くなったのかもしれないとすら思っているのです。寺山という人は、上の世代の文化に対しては引用・剽窃(ひょうせつ)ガンガンやって非常に挑戦的かつ敏感な姿勢を保ったのだけど、新しい世代のオタク文化に対してはそういう姿勢がとれたかどうか。意外と保守的に弾圧したのではないかと思ってしまうのですね。
その意味では革新者・寺山の名を汚すことなく世を去ったのは、惜しむべきではあるけども彼にとっては晩節を汚すことない良きことではなかったのかと思ってしまいますね・・・半可通が偉そうな口を叩いておりますけども(^^;)。


今日はこんなとこで。寺山さん、恐山から呪い飛ばさないで下さいね(^^;)。ではではまた。