昨日のパンクラ興行&大河ドラマネタ。

本日も午前中休みをとってしまいました。年度末ゆえこういう事もできるわけですが、どうせ色々な書類整理が待ってるのに、こういうことしていていいんでしょうか(苦笑)。


昨日のパンクラス後楽園大会はかなりの盛り上がりだったようで、行った友人達のためにも何よりでした。
ボヤキング金原弘光の敗戦は寂しいところですが、今後の格闘技のことを思うと新星・川村亮が勝ったことはやはり価値あるものでしょう。36歳金原を倒して25歳川村が更なる高みを目指すのはごくごく自然の理だとも思えるので。
しかし、金原に自分の人生を重ね合わせて見てきた方のブログとか見ると、ある意味うらやましい限り。僕は一人の選手に自分の人生を重ね合わせるということは出来ないし、そういう選手に出会ったこともないので(苦笑)。選手の活躍を見ながら自分も頑張ろうとは思いますが、その選手が衰えるたび次の素材を探してきた気も(汗)。そういう意味では冷たい人間なんでしょうねきっと(←なんか元・「紙のプロレス」編集長・山口日昇のあり方に似ていて何か嫌^^;)。
まあ、下のお方が地球のどこかで生きていて今日もトレーニングしておられる(であろう・笑)だけで俺は心安らかです。というかこの方が亡くなったらさすがにショックですねえ。もう何年も覚悟はしてるんですが(苦笑)。この方の近影を映していただいただけで、故・ゴング格闘技には恩義を感じますよ(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=bNWHM6aAius
http://www.youtube.com/watch?v=0GVGdza7k1I&mode=related&search=
しかし、金原の引退試合パンクラスでいいんでしょうか、TK高阪のそれに比べるとちょっと舞台が小さい気がしますが(パンクラに失礼ですね・苦笑)・・・近藤との再戦もそれなりに意義はあるでしょうけれども。まあ本人が最も納得いく場であることを祈ります。


さて、とある知人が、先日見事な胴体着陸で乗客を救った機長さんのことを「ドラマにするなら仲村トオル」と言っていたのだけど、僕はそれを聞いてなぜか彼の先輩格・柴田恭兵の映像が久々見たくなりました。別に「あぶない刑事」のフアンでもないのだけど、何となく、ですね。
で、思い当たったのが、彼が88年の大河ドラマ武田信玄」最終回で演じた上杉謙信晩年のエピソード。僕は74年の「勝海舟」以来の大河ドラマフアンではあるけれど、どっちかというと76年の「風と雲と虹と」や77年の「花神」あたりのフアンであって、「武田信玄」や前年の「独眼龍政宗」の辺は(視聴率が無茶苦茶高かった時代ではありますが)そんなに思い入れはないのです。でもこの場面は凄かった。
時流に取り残されていく孤独な天才の信念と苦悩、それが突き詰められていった究極の姿を描いたものとして、これは大河ドラマ史上最高のものでしょう。たまたま見ていて、途中から思わず固唾を飲んで見入ってしまったのを良く覚えています。演技者・柴田恭兵氏としてもベストワークの一つなのでは。やっぱ柴田勝頼(というプロレスラーがいるのです・笑)より柴田謙信でしょう!!(笑)
柴田恭兵氏は04年には息子さんを20歳で亡くされたり、ご自身も昨年肺ガンの手術なさったりして、どうも不幸続きのような。こういう映像を見ると、ぜひもう一度復活してほしくなりますね、実際。
とにかく前半がすべて。どうぞじっくり見入って下さいませ。
ではではまた。

http://www.youtube.com/watch?v=4tx0uwVasMM