週刊ゴング廃刊に思う。

ついに週刊ゴングが廃刊になりましたね。
僕がプロレスを実際に見出したのは74年10月の猪木対大木戦からだけど、その前に3月の猪木対小林戦についての「ゴング」(当時月刊)のグラビアを見て、すでにプロレスに興味を抱いていたのだから、「ゴング」はプロレス・格闘技への入り口を開いてくれた存在というわけです。そう思うと寂しいなあ。
しかし全盛を誇った週刊三誌(紙)「ゴング」「プロレス」「ファイト」のうち二つまでが消えてしまったわけで、プロレスというジャンルはいよいよ追いつめられてしまった観がありますね。僕の知る限りプロレスブームのピークはおそらく初代タイガーが活躍した82・83年頃だと思うのだけど、あの頃を100とするなら、今のプロレスに対する世間の注目度は3か4というところまできてしまっているんじゃないでしょうか、うーん。


しかしじゃあプロレスの代わりに出てきた(総合)格闘技の人気はどうかといえば、おそらくこれもピークが過ぎている。総合格闘技の人気のピークは民放3局が同時に大晦日中継をした(しかしホントに無茶苦茶でしたね、あの時は^^;)2003年ではなかったかと。あの時をプロレスブーム全盛時の82・83年頃に当てはめるなら、今は新日本が「ギブアップまで待てない!」なんてトンデモ番組垂れ流した後ゴールデン放送を打ち切られた87年にあたるのでは(苦笑)。
プライド地上波中継が切られて、ヒーローズのみ地上波という状況も87年の全日本のみGタイム中継という状況に似ている(苦笑)。いずれヒーローズも深夜に追いやられるのか?もっとひどいことになるかもしれないな、馬場さんは秋山対桜庭戦みたいなヘマやらなかったもん(失笑)。


何事も諸行無常、勢いのあるうちに何を残せるかが問われているのかもしれませんねえ。・・・結婚生活のピークがどこにあるかはあえて言いますまい(もうとっくに過ぎている気配も^^;;;)。


ちなみにゴング廃刊がらみで一番笑いころげたのがこちら様のブログ。そんなんあったなあ、そういえば(^^)。

http://d.hatena.ne.jp/yamazaki666/20070316