リングス終焉から5周年。

格闘技団体(もしくは格闘プロレス団体)リングスの休止からもう5年が経過してしまったんだな、と思うと前田ブログに失望した身にも改めてある種の切なさが蘇ってきますね。

なぜリングスの終焉がここまで胸に迫って思い出されるのか。
それはリングスが、
「プロレスと格闘技の境目に位置し、その二つの中で揺れ動いた自分にとって最も共感できる団体」
だったからであり、同時に、
「その旗揚げから終焉までを10年以上に渡って見とどけた唯一の団体」
であったからであります。
もうそういう存在は現れないだろうな、と思うと改めて切なくなりますね。

5年前の今日、夜仕事が終わって車での帰宅時、ああ今頃リングス最終興行が終わりつつあるんだな、と思ったその時、車の中で流れていたのがこの曲でした。小沢健二「天使達のシーン」。

http://www.youtube.com/watch?v=KbB_3ELvt38
http://www.youtube.com/watch?v=y-48jp0d9FA

追悼という意味ではこれ以上の曲はないような。
車を止めてしばらく浸ってしまった覚えがあります。

そしてリングスを思い出すとき、それは前田を思い出すことよりむしろ、前半はヴォルク・ハンのあの流れるようなサブミッションを、後半は田村潔司の緊張感に満ちたリングでのたたずまいと芸術的なムーブを想起することに改めて気づかされます。
この二人がいなかったら、僕は途中でリングスフアンを止めていたかも知れない。いくつもの名場面が思い出されて、とてもここでは語りきれない。改めて二人への心からの感謝を捧げたい。
リングスに、そして君たちに出会えてよかった。
ありがとう。


とそんな感傷的な気分に浸ってるときに、田村のブログを発見。

http://ameblo.jp/tamura-blog/

・・・いや前田ブログの100万倍好きだなあこれ(笑)。
まさに回転体健在!!
なんだか勇気がわいて来ました(笑)。
明日、また生きるぞ!!!
(↑それ違う団体の人だって^^;)