司馬遼太郎十二回忌&しょこたんスゴス(笑)。

表題の通り、本日は司馬遼太郎大先生が亡くなってから十一年、従って十二回忌の命日ということになります。
昨年は死後十年ということで世間的にも多少騒いでたような感じもありますが、今年はちょっとおとなしいですね。しかしもちろん生前からの大フアンにとっては、覚えておくべき、そして悼むべき日ではあります。


僕が初めて司馬さんの小説を読んだのは昭和52年の大河ドラマ花神」を見始めて「花神」「世に棲む日々」「峠」「十一番目の志士」をまとめ読みしたところが始めですんで、小学校の終わりからということになりますね(マセてますね笑)。
その後はまあお定まりで「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」とか読み進み、後はリアルタイムで「胡蝶の夢」とか「菜の花の沖」とか「項羽と劉邦」とか読んでそのご逝去までフアンでいたわけです(もちろん今もだけど)。
自分の中で司馬さんというのは僕の人間観をかなり形成してくれた作家でありまして、「イデオロギーを信用するな」「玄人を疑え」などのかなり歪んだ感覚は司馬さんの作品にずいぶんと影響されたというか(笑)。自分の中で司馬史観というのは全人格の二割ぐらいを確実に占めてるんじゃないかと思いますね(二割って少ないじゃないか、と思われるかもしれませんが、僕みたいに細分化された、というかほとんど人格統合失調ぎみな趣味嗜好もった人間にとっては二割って凄いパーセンテージなのですよ・苦笑)。
改めてその偉大な業績を振り返るとともに、ご冥福をお祈りし、感謝の念を捧げたいと思います。


司馬さんであまり知られてないけど気に入ってる話。あの人は熱烈な相撲フアンでありまして、生前すでにささやかれていた八百長の存在について絶対信じなかったというのですよ。「そんなもんあるわけない、あれは真剣勝負や」と・・・。あれほどの知性が自分の好きなものに対してはそれほどに頑固にかつ子供っぽく信じていた、そのことを僕は凄くいとおしく思うのですね。そんなところがあるからこそ司馬さんの歴史観・人間観は冷徹なように見えてどこか暖かいのだと僕は思うのですよ。少なくともそれを「アホや」と笑い飛ばす人間とはあんま友達になりたくないなあ、僕は(笑)。




で、全く脈絡ない話ですが(笑)、昨日の「堂本兄弟」、しょこたん中川翔子やはり凄かった!!もう最初っからハイテンション!!アルフイー高見沢を セフィロスにしちゃうしねえ(^^;)。ちなみにヲタクの3大条件を(1)人前で挙動不審になる(2)趣味の時間がとれないとイライラする(3)カラオケではアニメソングしか歌わないとしてましたが、(1)(2)はともかく(3)は僕は当てはまらないなあ(1は授業中でさえ挙動不審といわれる・笑)。ちゃんとアニソンの前に一般的な曲3,4曲歌いますよ(苦笑)。
《ちなみにアニソン好きの皆さん、一般人の前で「マジンガー」「ヤマト」「ガンダム」までは普通に歌えても「イデオン」「ザブングル」以降となるとちょっとためらいが生じませんか?「ガンダム」と「イデオン」の間には深くて長い川があるというか(場が場なら歌うけどね・笑)》
さらにちなみに番組中ではしょこたんの本名が「中川しようこ」であることに何のフオローも入れられてませんでしたが、これは彼女が生まれた時お母上が出生届を出す際に名前を「薔子」(「薔薇」の薔ですね)と出そうとして、「その字は名前に使えません」と言われて頭来て「しようこ」で出してしまったそうな(「よ」は大文字ですよ!)さすがこの母にしてこの娘ありというか(^^;)。


そしてご本人は放送当日の夜はこんなです。いやもうギザさすが過ぎ(^^;;;)。ではではまた。
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/11935