デスノート後編レビュー&綿矢りさ新作。

見てきました、「デスノート後編」!!!

うおおおおおおおお、”L”!!!そこまでして!!!
その手があったか!!そしてその決意、覚悟に改めて感動!!!まさかデスノで泣けるとは思わなんだ!!!デスノを読んだことある人間なら全員一回は、そしてLフアンなら最低三回は見るべき映画だッ!!!(感涙)

原作のラストを100倍超えた名作ですよ、これは。いやホント。デスノの所有権はすでに大場・小畑コンビから金子修介に譲り渡されたといっていい!!もっとも大場つぐみがこのラストを思いついていて、それを映画版に渡したんならまだ許せるんだが(笑)。

前編の時にも思ったことで、後1年の期間と10億の予算があればもっといい作品になったと思うのだが(笑)、それでも限られた時間と予算の中でよくここまで!!スタッフ・キャストに心からの拍手を送りたい。特にL役の松山ケンイチ、その名しかと覚えたぞ!!!(^^)/

後、作成期間中に亡くなった撮影監督の高瀬比呂志氏の思い出に捧げる、という意味の字幕が最後に出たときにはグッときました。氏の墓前に捧げるに当たって最高の作品になったと思いますよ、本当に。



と、ここまでが某所に載せたレビュー(笑)。
でもって、今現在、Lに受けた感動、依然反芻中であります(笑)。
きっとこの後、甘いものを食べるとき、聖夜の夜、決まってLを思い返すのだろうなあ。
僕にとっては、エヴァンゲリオン完結編に次いで心に残るオタク系(といっていいのか?)映画でありました。

さてそんな中、「文藝」誌上で綿矢りさ新作「夢を与える」を読む。
うーむこれは・・・岡崎京子風、というよりまんま岡崎京子ではないですか?
正直、岡崎京子が復帰してもこれほど見事に「岡崎京子」を演じることが可能なのか、と不安になるぐらいでした。
成功作か失敗作かは置いとくとして、とにかくその圧倒的な潜在能力については認めざるを得ない。そんな作品。
ただ次の作品はどんなものになるんだろう。このまま消えてもおかしくないし、またまったく違うタイプの作品を書いてもおかしくはない。
いっそ連作用のキャラクターを造形してはどうか?何らかの転機が必要かとも思える、そんな大器ではあります。某金原ひとみとはものが違うことだけは確かですな(笑)。

今日はプライド武士道開催ですが、例によって友人に録ってもらい、翌日以降ビデオ観戦です。トーナメントはやはり外国人優勝かなあ(苦笑)。ではではまた。