気分はいつも中学生。

「元サザンオールスターズのメンバーが大麻で逮捕」って記事の題名を見たとたんに、「ああ大森だな、大森隆志だな」と分かってしまった。もっとも「元メンバー」ってのは大森しかいないのだけど(笑)。
中学生時代、サザンとYMOのフアンだった僕としては(ミーハーだねえ・笑)、複雑な気分。90年代のサザンの祭り上げられ方に違和感をもって徐々にフエイドアウトしてしまった脱落組なので、どうでもいいっちゃあどうでもいいのだけど、何だかねえ。

ちなみに敬愛するピチカート小西康陽氏が実は青山学院大学音楽サークル「ベターデイズ」において、桑田佳祐・大森らの後輩に当たるというのはよほどのフアンでも知らない事実(小西さん曰く「サザンが出たサークルだと知ってたら入らなかった」・笑)。第2期ピチカートの名曲「これは恋ではない」にも「ラジオから流れてる いとしのエリー」なんてフレーズがあるし、愛憎入り交じるものがあるんでしょうな。



ついでにいえば、ピチカートがらみで僕が以前から抱いてる仮説があって、それは「ピチカート・ファイヴ」ってバンド名は「pussycat」から来てるんじゃないかっていうこと(笑)。
初期のベスト「ピチカートマニア!」には「What´s new pizzicato?」という曲があって、これは明らかにバカラックの「What´s new pussycat ?」から来てる。とすればpizzicatoはpussycatのもじりなんじゃないかってのは容易に思いつきますわね。
pussycatをpizzicatoしちゃうなんてのは何てエッチなバンド名だろうと思ってしまうんですが(^^;)、どなたか小西さんに聞いてみていただけますか(笑)。



菊地成孔氏と筒井康隆御大の対談も無事終わられたみたいで何より。内容は「クイックジャパン」誌での掲載を待つばかりですが、菊地さん筒井先生に葉巻勧められて禁煙破ってしまったようでご愁傷様です(^^;)。禁煙運動に抗するといえば、このブログでのもう一人のアクセス数稼ぎ頭・小谷野敦氏を思い浮かべてしまいます。

最近の小谷野氏が目の仇にしてる一人として、かの「ニート」なる言葉を流行らせた、東大助教授の玄田有史氏という人物がいますが、この玄田氏、僕の高校時代の同級生に当たります(笑)。といっても在学時代は面識ほとんどなかったんですがね。高校の同窓会で会ったら、何と酒癖の悪い男だろうと(苦笑)。

で、玄田氏を小谷野氏が目の仇にしてる理由としては、玄田氏の論旨に難点があることとか玄田氏が正式な学術論文を最近あんまり書いてないこととか色々あるみたいなんですが、要は玄田氏が「すかしてる」ところが一番腹が立つとこなんじゃないかと(笑)。
元祖「もてない男」小谷野氏としては、最もそれが引っかかるとこなんじゃないかなと僕は推測しちゃいますね。で、同級生でありながら僕としては、玄田氏より小谷野氏に共感すると(笑)。

ついでに言えば、同じ東大で教鞭を執る菊地氏と小谷野氏が出会ったら、きっと小谷野氏は菊地氏に反感を持つでしょうね、モテ系と見なして(笑)。菊地さん東大のキャンパスで小谷野氏に会わない方がいいですよ(笑)。ちなみに小谷野氏は小西さんと会っても別に反感は抱かないと思います。理由は敢えて言いませんが(笑。近田春夫氏も、「考えるヒット」で小西さんに対して同趣旨のこと書いてました、と責任転嫁・^^;)。



昨日書いた、プロレスフアンとしての大ネタ、というのはむろんジャンボ鶴田の七回忌(六周忌)であります。人の死を「ネタ」というのはいささか気が引けますがお許しを。
中学・高校時代は鶴田のオーバーアクションに辟易してた口でありましたが、長州との60分フルタイムマッチあたりから見る目が変わりましたね。もっとも試合前のインタビューで鶴田が「今日は長州に60分フルタイムの味を教えてやりますよ!」と口走ったのにはぶっ飛びましたが。試合の結末を教えてるじゃんそれ。大物過ぎる(^^;)。
ちなみに昔の全日本プロレスの「次期外国人選手紹介テーマ曲」は坂本龍一の「カクトウギのテーマ」でしたね。というわけで今日はあの名曲をバックに鶴田友美氏の冥福を祈りたいと思います。合掌。