村上龍に会った日。

昨年の2月16日は、ワタシふるきちが作家の村上龍氏にお会いした日であります。


その日、こちらの県民会館で地元出身の評論家・玄田有史氏(昨今のニート論議の端緒を開いたヒト。ちなみにワタシはこのヒトとは高校の同級生に当たります。まったく面識なかったけど・苦笑)をホストとして、村上氏が講演会を開いた際のことであります。

ワタシは講演会終了後、こっそり控え室に押しかけ、以前地元の新聞に載せた氏の「共生虫」という作品についてのワタシの書評(以前はそういうこともしていたのです・笑)をお見せして持参したその「共生虫」のハードカバー本にサインをいただいたのですね(1年前、付き合ってくれたsilvy氏、ありがとう!!)。

まさに現代日本文学の頂点に位置する大家でありながら、実に腰の低いヒトで、氏の名作「コインロッカーベイビーズ」以来のフアンであるワタシはすっかり舞い上がってしまいましたよ(^^;)。


その後、出版された氏の大作「半島に出よ」ももちろん発売と同時に購入、こちらも実に面白く読ませていただきました(ラストの戦闘の結末がちょっとあっけなさ過ぎるきらいはありますが、北朝鮮の兵士の心理描写など、氏以外のヒトには書けない精密さであります)。

そして今読み直しているのが氏のエッセイ集「ハバナ・モード」。あの講演会の前後で氏がどのような思索をめぐらしていたのかが分かり、なかなか興味深いところであります。


ところでこの「ハバナ・モード」一連の「すべての男は消耗品である」シリーズの第8作になるんですが、もう第1作から20年近くになるんだなあと感慨。
そしてその第1作当時(87年ごろ)、村上氏の番組「RYU,S BAR」でアシスタントを務めていた岡部まりさん、今は「探偵! ナイトスクープ」でそのお姿を拝めます。相変わらずお綺麗ですが、さすがに寄る年波が・・・なんてね(^^;;;)。




PS・岡崎朋美、残念。でも3大会連続して上位争いしてるんだから、やっぱ偉大だなあ。・・・というか他の若手が情けなさ過ぎ。言っちゃ悪いけど(^^;;;;;)。