伊福部昭氏逝去。

ふるきちです。

突然ですが、伊福部昭氏が他界なさいましたね。
僕は、「七人の侍」「ゴジラ」が公開され力道山が本格国内デビューした昭和29年というのは日本のサブカルチャー元年と言ってもいい年だと思っているのですが、その「ゴジラ」においてあの雄大な印象的音楽を作った伊福部氏は、本当に多大な功績を上げられた方だと思っています。同時代に全く類例のないオリジナルの音楽センスを持った方でしたね、ホントに。


僕は2年前に初代「ゴジラ」を見直したのですが、あの伊福部氏の音楽がなかったらあの作品の魅力は半減してしまったでしょうね(ちなみに見直すと色々な発見があります。通称「怪獣総進撃のテーマ」と言われてる音楽−−佐竹雅昭の入場テーマでもありましたね−−はすでに初代で使われてることとか、当時は「警察予備隊」もしくは「保安隊」だったせいか「自衛隊」という言葉はまったく使われてないこととか、若いときの菅井きん森口博子にそっくりであることとか・笑)。


衷心からの感謝の意を込めて、氏のご冥福をお祈りします。合掌。


PS・そういえば安永航一郎氏のマンガ「県立地球防衛軍」には伊福部あき子って女の子が出てましたね。まあ僕はバラダギ大佐の方が好きだったんですが(笑)。
いや、島本和彦氏の「炎の転校生」と並んで、当時好きなマンガだったんで、つい(^^;)。