あのドラマについて&頑張れ久米田康治

ふるきちです。例のドラマが終わりましたね、といっても何のことかわからないだろうけど、乗り物の中で女性助けたとこから始まって掲示板の住人たちの助け借りて恋を成就させるというあのドラマですわ(笑)。なんでこんな書き方してるかというと、キーワード出したらその時点で、変てこな方が侵入するかもしれんといういらん心配をしてるからなんですが(苦笑)。
まあ言いたいことは色々あって、オープニングにかつてのSFフアンなら知ってる伝説の83年日本SF大会DAICON4で使われたELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の「トワイライト」がフイーチャーされてるのにびっくりした、とか、でも原作が単純な話だから13回持たせるのには苦労してたね、とか、特に台詞回しとかかなり無理があって失笑する部分が多々あったなあ、とか、何より最終回に主人公の母親役でかつて「機動戦士ガンダム」でマチルダさん役を演じた戸田恵子さんもってきたのにはぶたまげた、とかまあそれこそ色々あり過ぎなんですが(笑)。とにかくも恐らく世界で初めてオタクをターゲットにした帯ドラやってのけた、という点では価値があったんじゃないでしょうか。出来はともかく(奥歯にもの挟みすぎ・^^;)。ついでに言えば、あのヒロインの通称は、実は「ガンダム」に出てくる「○○○○のララァ」からきてることにどのくらいの人が気づいてるんでしょうね・・・って結構気づかれてるか(笑)。

さてマンガ関係で気になってるのが、この日記の「注目ISBN」で久米田康治の「さよなら絶望先生(1)」が常連になってること。売れてるんだなあ。
久米田氏には、もともとサンデーで連載してた「行け!南国アイスホッケー部」や「かってに改蔵」の頃から注目してたんですが、「改蔵」の終わりの頃にはかなり壊れてる状況が垣間見えて心配してたんですね。自己分析タイプのギャグ漫画家にはありがちなことなんですが。
で、サンデーからマガジンに移籍して「絶望先生」が始まった時にも、果たして久米田氏の独特の作風がマガジンに合うだろうかと危惧してたわけですが、幸い受け入れられたようで何よりです。もともとこの人はかなり感激質のヒトじゃないですかね。何といっても主人公の名前を「糸色(いとしき)望」にしちゃうヒトだから。煮詰まってるときに「絶望」という言葉を分解したら「糸色望=いとしき望み」になることに気づいて、感激して設定思いついてしまったんじゃないですかね(笑)。こういうヒト、割と好きだなあ。江口寿史の後継者になり得るヒトだけに頑張ってほしいです。

ぜんぜん春樹さんとつながらないネタになってしまいました(苦笑)。ミヤさんはすでに「東京奇譚集」読んでるというのに、僕は今頃「東京するめクラブ」読んでるのですよ(^^;;;)。熱海の風雲文庫、行ってみたいなあ(笑)。「東京奇譚集」についてもそのうち書きます。ではではまた。