再び、新日本プロレスについて考える。

前回のこれに続いて。


http://d.hatena.ne.jp/fullkichi1964/20141203


ふと思いついたのだけど。
世界史の中で、新日本プロレスに相当するような存在ってあるんですかね?


新日本ってかなり特異な存在だと思うんですよね。
一族経営のWWE、SEGから継承してからはズッフアオンリーの経営のUFCとは違って、内部では実は「簒奪の連続」なわけで。
猪木・新間時代から始まって、長州現場監督時代、藤波コンニャク社長時代(笑)、(もちろんこの間ウワイさんだのクサマさんだのナガシマゴマシオさんだのがゴチャゴチャやってたわけでw)、さらに苦難のユークス時代を経て、ブシロードキッダーニ体制でようやく復活がなると。
そして一方、次から次へと現れる外敵(全日本、UWF系、K−1、PRIDE等)に苦しめられながらも、それらの自滅によって少なくとも国内においては最終勝者(もう、断言してもいいかと思います・苦笑)となりえたと……。


こんな存在って世界史的にも他にあるんですかね?
「内部では簒奪の連続でありながら」、「数々の外敵に苦しめられつつそれらの自滅によって最終勝者になりえた」と。
少なくともこんなのは日本史の中では思い当たらない(苦笑)。
かなり特異な存在であると思うのですが(笑)。


まあ少なくとも、「ボクシング」「UFC」「WWE」と並ぶ「世界四大ファイテイング・エンターテイメント」の一角が日本から生まれつつあるのは、祝福して良いのかもしれないですけどね(苦笑)。なんか先人の死屍累々の上に、と言う感じでもありますが(^^;)。


ではではまた。