泰平新日本の中で、中邑真輔よ前髪垂らした独眼竜政宗であれ。

今回のテーマは何と新日本プロレスのあの選手(笑)。


ワタシが新日本の現役選手についてこんなにコメントするなんて、おそらく最初で最後だろうなあ(苦笑)。
例によって、駄文ツイート掲載。


>本日22日は、今や「たぎるぜぇ」「イヤァオ!」でブレイクしている中邑真輔選手が04年にK−1ロマネクスアレクセイ・イグナショフに判定勝ちし、前年大晦日KO負けのリベンジを果たしてから10周年の日であります。正直あの時点で、中邑が今ああいうクネクネキャラでブレイクし、しかも何と(続


>昨年は桜庭和志と対戦し、あまつさえ今やその桜庭とタッグを組んでグレイシー一族とプロレスのリングで向かい合うなど誰が予想したでありましょうか(苦笑)。・・・そもそもがMMA戦線から離れてプロレス復帰した中邑の活動にはここ数年あまり馴染みがなく。さらには2010年に出た(続


>猪木デビュー50周年のムック本で猪木を批判的に語り「いま考えると自分は(プロレスを)マジメにとらえ過ぎてた」などと発言してた中邑に、「あ、こりゃだめた」と失望してさえいたのですね。プロレスをクソマジメにとらえずに何が出来るのか、と。・・・ところが先だって発売されてた(続)


>カミノゲ29号の桜庭との対談で、中邑が意外な発言をしてたのですね。すでに割り切ってプロレス参戦してるかのような桜庭に対して「なんなんですかね、プロレスってね」と。これに桜庭が「えーっ!? 勘弁してよ、もう!」と。せっかく割り切ってる自分に対していわばプロレスの教育係の(続


>中邑が迷いある発言してるのはどういうことかと。…しかし僕に言わせれば「そう、そこがいい!」(笑) すでに割り切ってしまいかけてる桜庭に対し「そんなんでいいんですかね」「プロレスってそんなもんでいいんですかね」と改めていわばダメ出ししている(カミノゲ最新号でのインタビュー・続


>では桜庭もそのニュアンスをやや変えているそうな。まだ読めてないのですが)。そう思って中邑のウイキを眺め直してみると・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%82%91%E7%9C%9F%E8%BC%94 いやこれは紆余曲折あったんだなあと(苦笑)。かつての猪木ムック本での「マジメにとらえすぎてた」発言も(続)


>そうした悩みの時期に出たものと思えば、理解できないことはない…たとえば09年の対棚橋戦の後のコメントとか見ると。http://www.youtube.com/watch?v=CassXSU4OzQ ラスト35分過ぎのコメントとか…言っちゃ悪いが、ダセエ(苦笑)。これじゃプロのコメントとは到底言えないよねえ(^^;・続


>それが今はこれだけのコメントが出来るようになっている⇒http://www.youtube.com/watch?v=saUFplLMccU14分過ぎ「どうしよっかな〜」なんて大したもんですよ(笑)。試合内容から話芸からプロレスラーがどうあるべきか考え続けた末、これだけ人間は成長できるのである。(続)


>そして「プロレスとは何なんだろう」と迷い続ける中邑になぜ自分が惹かれるかと言えば、それはつまり自分も迷ってる人間だからですね(苦笑)。50近い年にもなって未だに何かに迷い続けてる人間だからこそ、これだけの成功を収めつつ未だにプロレスに迷い続けてる中邑に惹かれるんである(続


>一つ前のは無視してください(苦笑)。とにかく自分は今の中邑に惹かれる。今と言う時代、プロレスも格闘技も落ち着くべきとこに落ち着きつつある気がする。UFC、WWE、新日本というメジャーどころが栄え、それ以外の中小団体は自分とこの維持で精いっぱい、あたかも戦国時代が終わった(続


>後の江戸初期なんである、今は。もはやかつての大河ドラマのごとき乱世はそうそう訪れまい。そんな中に栄えてる新日本幕府の中で、天下安泰に務める棚橋やオカダはあたかも松平信綱保科正之といった名宰相なのだ。しかしそんな中にあってかつての対格闘技という戦国乱世を体験した(続)


>独眼竜・伊達政宗のごとき中邑真輔が「それでいいのかよ、たぎるのかよ、イヤァオ!」と睨みを利かせるのは、決して安泰新日本の中にあっても無駄なことではないと思うんである。グレイシーまで担ぎ出す今の新日本に抵抗がないわけじゃないが(苦笑)、それでも中邑のもつ何かには期待したい(続


>(続)それがこの40年間の戦国時代を見てきたロートル傍観者のワタシの問われず語りなたわごとである。中邑よ、前髪垂らした独眼竜政宗であれ、イヤァオ!!……とは、さすがにいい年して恥ずかしいから叫ばないけどね(^^;;;)。


ではではまたー。