「MMAスーパースター列伝・青木真也編」を考える(笑)。
青木対ハンセン戦がTBSの極悪編集で大幅カットされたその数日後の夜。
とあるバーの一角。
「・・・畜生、何がテレビ映えしないだ!!・・・どうして俺の寝技の価値が誰も分からねえんだ!!」
「グフフッ! 荒れてるようだな、エイオキ!!」
「何ィ!・・・ゲエッ、あんたは!! な、何でここにッ!!」
「グフフフッ、ディナ・ホワイトが日本にいたらおかしいかい?」
腰を下ろし、
「なあ、エイオキ。そろそろオクタゴンに来ないかい? 今のストライカー全盛のUFCだからこそ、お前の存在も光ろうってもんじゃないのか?」
「・・・意外だな、あんたはそういう打撃屋が大好きなんだと思ってた」
「否定はせんよ、だが打撃屋だけではボクシングやムエタイと変わらなくなるのも事実。MMAがMMAたりえるにはお前みたいな寝技師が必要なんだぜ、エイオキ!」
「・・・」
「それにだ、UFCにくりゃテレビ映えするルックスなんて関係ないからな・・・おい、俺やカトゥーア(ランディ)がこの業界で長生き出来てるのはなぜか分かるか!?」
「?」
「要はな、ここよ(頭を指差して)」
「頭がいい、クレバーってことか?」
「違うな・・・ケガ(毛が)なく過ごすってことよ!ガハハハ!!」
「アハハハ・・・気に入ったぜ、マイボス!!」
「グフフッ、それにな、おめえに寝技レクチャーしてもらって復活したいって男もいるしな・・・待たせたな、入ってこい!」
「・・・久しぶりだな、エイオキ」
「・・・ゲェェッ! あ、あんたはミル・・・」
さあ、オクタゴンは再び風雲急を告げてきた!!
もちろん日本は蚊帳(かや)の外だ!!(おい・苦笑)
ではではまたー。