「それはそんなに必要なのか」という話&昔書いた超ショートショート
朝青龍の技、やく氏が問題視
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071205-00000128-mai-spo
まあ基本的にはやく氏の言ってることの方が正しいと思います。
後ろに回ればわざわざ抜き上げなくても押し出すなり足とって倒すなりいくらでも出来るわけだしね。
わざわざ危険な技を掛ける必要はない。下はプロレスのマットではなく固い土俵なんだし。
その意味で、やく氏が「そんなに必要かその技」というのはもっともです。別に相手が朝青龍だとかいうのは全く関係なく。
しかし、僕が問題視したいのは別の部分。
なんで「やく氏は会議の場で帽子をかぶってるのか?」という話で(笑)。
いや基本的に非礼でしょ、それは。
別に一介の漫画家として出てるんならいいんですけどね。「外部有識者」(笑)なんだから。横綱の非礼をとがめる場で自分が非礼な態度とってちゃマズイでしょう。
いやひょっとしてカメラが向けられてる場面でだけかぶってんのかもしれないけどね。それならそれで突っ込みたいのが、
「あなたはそれがキャラ付けだと思ってるのか」
「国民がそんなキャラ付けを認知してるほどあなたは大物なのか」
まさに「そのキャラ付けはそんなに必要なのか」という話であって(笑)。
「有識者」(笑)であるやく氏に実際聞いてみたいところであります(^−^)。
さて後半は昨日ふと思い出した「昔書いた超ショートショート」をご披露しませう。25年前、18歳の時の作であります。
『ある超能力者の悲劇』
「どうしてもやる気?」
「おおよ、俺はもう自分が嫌になったんだ」
そういうと、友人はビルの屋上のフエンスを乗り越え、その身をはるか数十メートル下の地表に向けてダイブさせた。
僕は思わず目をつぶった。
・・・
おそるおそる僕が目を開くと、彼は僕のすぐ目の前でうずくまっていた。
瞬間移動能力(テレポーテーション)の持ち主である彼は、地面に激突する瞬間、思わずその能力を使ってしまったのだ。
彼はしばらくそのままの姿勢でいたが、やがて立ち上がると再びフエンスを乗り越え始めた。
「どうしてもまたやる気?」
「おーよ」彼は答えた。
「俺ァますます自分が嫌になったんだ」
うーん、才能はともかく、18歳の時点ですでに自虐的だったことが良く分かりますね(笑)。
「お前はそんなことしてるヒマがあるのか。仕事が立て込んでるのに。そんな昔の作品を思い出すことが、それはそんなに必要なのか」
はい必要ないです、仕事します(^^;)。
ではではまたー。