日本の青少年の文章力を低下させている二大元凶。


昨今のケータイ小説の乱立はまことに見逃せない状況となってるわけでありますが、2ちゃんねる痛いニュースでこのネタが取り上げられていて笑った笑った。


http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1016819.html


取り上げられている用例が何とも(^^;)。


>「バキッ!ボコッ!」
>ケンはかまわず殴り続ける。
>「ヒッー!助けてー!助けてー!」
>オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
>「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
>ケンが叫びながら殴り続ける。
>「ギャー」
>オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
>「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
>ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。
>思わずミクが言った。
>「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
>「ガッシ!ボカ!」
>ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
>「キャー、やめて!」
>ミクが叫んだ。
>「あっ……はい」
>従業員が後ろからケンを押さえた。


「バキッ!ボコッ!」「ガッシ!ボカ!」って何だよ、口でいってんのか(爆笑)。


またこれは携帯小説じゃないけど、最近の中高生にやたら読まれている山田悠介の文章、凄まじいんだこれが。


「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
「騒々しく騒いでいる」
「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」
「十四年間の間」
「ランニング状態で足を止めた」
「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」
「永遠と続く赤いじゅうたん」
「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」


・・・もう脱力。いや僕も山田読んだことがあるけど、ホントこんな感じなんですよ、「ぐうぐうと寝息を立てて寝ていた」とかさ(苦笑)。


ホントこの文章がヘンだと思わずに読む世代、それどころかこの文章を手本にしてしまう世代って一体どうなってしまうんだろうなあと。


とりあえずケータイ小説山田悠介は読むな!!
周囲の青少年に教えてあげて下さい、いやホント(^^;;;)。