長谷川vsガルシアビデオ観戦&村治佳織の新譜購入。

うーん、長谷川穂積の美しいボクシングを愛する者からすれば、やや微妙な評価ですな、今試合は。
猛牛型のガルシアに、どうしても終盤押されてしまった印象は否めない。いや序盤と中盤でダウン2回もとってんだから、判定圧勝は当然なのだけど、どうしても長谷川にはそれ以上のものを求めてしまうのだな、フアンとしては。
最終ラウンド中盤に見せた華麗なフットワークにしても、本来は10,11ラウンドで見せるべきものではなかったか。あそこで出すと残り時間を「流す」ためにやったととられかねないところでもある。
しかしそれでもラスト30秒で見せたロープ際での打ち合いはさすがに王者のプライドを見せた部分ではあった。あそこはまさに「攻撃こそ最大の防御」。押されると亀ガードで固めるしかないどこぞのチキン亀とは根本的に違うのだよ。
徳山の挑戦は、実際受けて欲しいところではあるが・・・長谷川にすればリスクはあっても得るものは少ないといったとこだろうか。ただ、彼本来の目標・米国遠征はバンタムという階級がそれほどアメリカ人が注目する階級ではないだけに、実際彼が思うほどそれこそ得るものがないかも知れない。それだけに、国内で徳山とのスーパーマッチを行った方が良い、と思ってしまうのは素人の浅はかさだろうか。ともあれ、亀野郎のボクシングを真のボクシングなどと世間に思いこませないためにも、長谷川には勇気ある決断を望みたいとこなのだが。



さて、僕がここ2年長谷川穂積のボクシングと同じく惚れ込んでいるのが、村治佳織嬢のギターである。その村治嬢の新譜「ライア&ソネット」購入。今回はThe Sixteen とかいうイギリスの合唱隊と組んでのアルバムで、正直村治嬢のギターだけ聴きたい人間にとっては邪魔っけだなあ(失礼)という感じなのだが、聴いてみればなかなかのもの。特に目玉である「パッヘルベルのカノン」では合唱隊に導かれて入場する王女のごとき風格があり、なかなかのものでした(^^)。クラシックにも興味があるという人にはお勧めです。ただ、村治嬢のギターに初めて触れる人には、前作の「リュミエール」の方がとっつき易いかも。ともあれどちらも名盤ではあります。



ちなみに「パッヘルベルのカノン」の別バージョン(?)としては、どうしても忘れられないのがこちら(笑)。前置きが1分ほどありますけど、我慢してね(^^;)。

http://www.youtube.com/watch?v=7dMrYZQ8TUU&mode=related&search=




昔、ヤフーでピチカートとオリジナル・ラヴの書き込みしてた関係で、当時の書き込み見てた人からメールもらって嬉しかったです。こういうのがあるとネットもまだまだ捨てたもんじゃないなあと思いますね。ではではまた(^^)/