「death note」を悼む。

前回は純粋「death note」フアンの方に多大な御迷惑をかけたと思うので(^^;)、今回は真っ正面からデスノについて書きます(笑)。



さて、すでにあちこちのネタバレページなどで見られているように、どうやらデスノ最悪の終わり方をしそうなのだな。

これはしかしすでに"L"が死んだ時点で覚悟しなければならないことだったのかもしれない。
本当はおそらくデスノは第二部など存在せず、夜神月と"L"との対決で終始する話だったはずだからだ(一巻の冒頭で「選ばれし二人の男の対決が始まる」と銘打たれていたのが何よりの証拠)。

それもおそらくは二人の対決は8巻ぐらいを目処に"L"の勝利で終わるはずではなかったのだろうか。



(ここからしばらくは僕の妄想・笑。

"L"に敗れ、自らの名をノートに書き命を絶った月が死神となって、高層ビルの一室にいる"L"の前に現れる。
L「私を殺す気ですか?」
月「いや・・・僕に勝ったほどのお前がどんな死に方をするのか見届けたくなった。お前の死ぬその時まで、お前に取り憑いてやるよ」
L「・・・それはどうも」
月「デスノートはどうした?」
L「人間界にあるものはすべて処分しました。私の手で」
月「・・・そうだな、それがいい。あれを理性を持って使えるのは僕しかいない」
L「・・・月くん」
月「なんだ?」
L「生かしてくれるお礼に教えてあげましょう。私の本当の名はね・・・」
月「竜崎・・・僕にはもう見えているんだけどな」
L「そうでしたね・・・ふふふ」
高層ビルのてっぺんにいたリュークがあくびをし、「さあまた別の面白い奴を探すか」と翼を広げ飛び立っていく・・・END。

なんてね・^^)



ところが、出来るだけ連載を長引かせたいジャンプ編集部が第二部を作ることを要請、やむなく大場つぐみは"L"を殺し、メロ&ニアなどという無理なキャラを作らざるを得なくなった。その結果が今日のこのざまである。




僕は、売り上げ重視のジャンプ編集部の意向(だと思う)により、伝説の名作になり得るはずであった「death note」が無惨な結末を迎えようとしていることを心から悼む。

ちなみに僕にとっての「death note」は4巻までです。後は立ち読みで済ませている。

たぶん4巻までを僕は死ぬまで保管し、「death note」を悼み続けるのだろうな。そんな気がしています。