もひとつ白洲次郎ばなし。

白洲次郎関連でもうひとつ。


僕が白洲次郎を偉いとおもいながら、どっかなじめないのは、彼が小林秀雄関連の人脈の一人であり、また小林的資質を共有した人間だからかもしれません。
どっか、春樹用語で言えば「頭に羊を飼っているヒト」みたいだからなんだよね(笑)。


僕としては「鼠」的資質をふんだんに持ちながら、強烈な個性によって生き抜き、「生きよ墜ちよ」と叫び続けた坂口安吾のような人間に惹かれるんだなあ。


「僕」にも「永沢さん」にも、そして「鼠」にも成りきれないふるきちでした。ではでは。




追記。せめて「山口下田丸くん」ぐらいにはなりたいですね(笑)。