早すぎたシューター、上田馬之助5周忌に捧ぐ。

全ては駄文ツイート転載の通り。以下ご高覧あれ。


>本日、上田馬之助5周忌。新日本ワールドに現在入っておられる方ならもちろん、入ってない方でも999円払ってぜひ見ていただきたい一戦、上田馬之助前田日明シングルマッチ!!(86年6・6)http://njpwworld.com/p/s_series_00067_1_1 当日のテレビ中継では中盤の前田キック攻撃から(続


>入ったこの試合、その前の展開を見ると印象が全然違うんである・・・まず上田の身長が前田と同じくらい(ひょっとして上田が高い?)なことに驚かされる。そしてスタンドでの腕の極め具合も投げのシャープさも、上田の仕掛け方の方がハードなんである。この年46歳、猪木より3歳上(!)(続)


>というのが信じられないほどに・・・圧巻は前田に股裂きと見せかけてのヒザ固めを仕掛けたシーン。あの前田がリング中央でヒザを極められて「しまった!」という表情を浮かべるんである・・・ほどなく上田がレッグロックに移行して「くれた」から良かったようなものの、本当のシュートマッチ(続


>なら「あわや」の場面であった・・・実は上田は69年にダニー・ホッジ相手にアームロックで動けなくさせ、恥をかかされたホッジが激怒したというエピソードを持っている。その17年後、まさに「元祖日本人シューター」の面目躍如たる場面であった。この後、前田は古館アナの実況開始と(続)


>同時にキック攻撃を開始、場外転落した上田が凶器を持ち出して反則負けというお決まりパターンにはなるのだが、前田にしてみれば「藤波戦(この試合の6日後)を前に、このオッサン相手に怪我するわけにはいかん」上田にしてみれば「キックに逃げやがって」との思いがあったろうか…ちなみに(続


>上田は著書「金狼の遺言」の中で、前田の素質を讃えながら「キックに頼らずもっとグラウンドに徹した方が」という意味の発言をしているが、それはこの一戦を見た後ならあまりにも説得力ありすぎ……口癖だったという「俺が俺がばかりじゃダメだっちゅうの」は前田にも言いたかったことだろうか。合掌。



まさに早すぎたシューター、リアル桜五郎(@「1・2の三四郎」)上田馬之助選手のご冥福を改めてお祈りいたします。
ではではまた。